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異常な任務#1 ページ19

野「それならそうと早く言いなさいよ!!」



『あ、うん。ごめん。でも、私の事あんまり頼りにしない方がいいと思うよ。マジで昨日特級になったばかりだし。五条先生の方が確実だと思うし』



虎「で、その五条先生は?(キョロキョロ)」



恵「出張中。そもそも高専でプラプラしてていい人材じゃないんだよ」



『特級呪術師は私も含めて呪術界で5人しかいないからね』



伊「この業界は人手不足が常。手に余る任務を請け負うことは多々あります。ただ今回は緊急事態で異常事態です。「絶対に戦わないこと」特級呪術師の華宮さんがいたとしてもです。特級と会敵した時の選択肢は「逃げる」か「死ぬ」かです」



伊「自分の恐怖には素直に従ってください。君達の任務はあくまで生存者の確認と救出であることを忘れずに」



「あの、あの!!」



ん?誰だ?



「正は、息子は大丈夫なんでしょうか」



在院者の母親か



スッ



伊「何者かによって施設内に毒物が撒かれた可能性があります。現時点でこれ以上のことは申し上げられません」



「そんな…」



……辛いよね。いくら息子が受刑在院者だとしても母親にとっては大切な息子だもんね



虎「伏黒、釘崎、華宮。助けるぞ」



野「当然」



恵「……」



『……うん』



ザン



伊「”帳”を下ろします。お気をつけて。「闇より出でて闇より黒くその穢れを禊ぎ祓え」」



ドプッ



ドドドド



コツコツ



虎「夜になっていく!」



恵「”帳”今回は住宅地が近いからな。外から俺達を隠す結界だ。…「玉犬」」



ズルン



『冬星ーこいぬー』



キラッ



恵「呪いが近づいたらコイツらが教えてくれる。行くぞ」



ギイイイイイ



!!



これは…まさか…



虎「??どうなってんだ!?2階建ての寮の中だよなココ」



野「おおお落ち着け!メゾネットよ!!」



恵「……違ぇよ」



『……てか、野薔薇の方が落ち着いて』



…多分、これは生得領域の展開



ということは既にもう…



特級に変態してる…?



恵「扉は!?」



『!!……なくなってる』



野「ドアがなくなってる!!なんで!?今ここから入ってきたわよね!?」



恵「いけるか(ボソッ)」



『いけるよね?(ボソッ)』



「キャンッ」



チラッ



恵「(コクッ)」



虎・野「「どうしよう、どうしよう」」



『2人とも落ち着いて』



恵「大丈夫だ。コイツらが出入口の匂いを覚えている」

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れぃ - 恵くんかわゆい〜 (2022年9月25日 6時) (レス) @page29 id: 0a447ebb60 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紅玲 | 作成日時:2021年5月12日 23時

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