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mm「はぁ…俺ほんとにガキだな」
sk「ん?」
mm「自分の気持ち優先して康二が考えてることなんて全部分かってるって思ってたけど…サイテーだ」

一緒にいても、傷つけるだけのような気がして。
俺の方から別れようと言った方がいい気がして。

sk「んー…でも蓮はいいふうに変わったよね」
mm「え?」
sk「俺さー、蓮ってまじでメンタル強くてずっと守ってくれますって感じのイメージだったのよ。実際そうだし」
mm「…うん」
sk「非の打ち所がない男前なやつって感じで、余裕なのがちょっと不安にさせるんだよな」
mm「どーゆうこと?」
sk「こいつ、本当に大丈夫なのかな。なんか隠してないのかなって、逆に心配してしまう感じ?」
mm「うん」
sk「でも康二と付き合いだしてから、人間らしくなった。康二のことで悩んだり落ち込んだり、ちゃんと康二に甘えて慰めてもらって…ゆるく過ごせる先があるのに、俺は安心したよ」
mm「…そうだったんだ」
sk「おう!康二が蓮をよく見てるから安心できる」
mm「…」
sk「だから、別れるなんて思っちゃダメだよ。康二はそれを望んでないし」
mm「…会いたい」
sk「おうおう、会いに行けー!康二もオフだって言ってたよ」
mm「…うん」
sk「佐久間さんは亮平に会いに行くわ」
mm「…あべちゃんって言わないんだ」
sk「…っ、しまった。気抜いた…」

なんでか少し照れて帰っていく優しい先輩。
佐久間くんのおかげで少しだけ落ち着いて康二と話せそう。

康二に電話をかける。

prrrrrr…prrrrrr…

kj『はい…』
mm『…久しぶり』
kj『うん、どうしたん?』
mm『会いたいんだけど…ダメ?』
kj『……俺の家くる?』
mm『!行く!今すぐ行くから!』
kj『…わかった、待ってるわ』

少し声が暗い。
それでも今話さないと何も変わらないまま。
夢みたいに、その手を掴み損ねてしまうような気がして、急いで家を飛び出た。

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こるこる - 大好きです!応援してます!! (7月26日 18時) (レス) id: 9197daf582 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:stanley | 作成日時:2023年7月16日 1時

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