検索窓
今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:334,428 hit

付いて行けない美尊 ページ9

美尊「ダメよ。まだAちゃん達を襲った犯人捕まってないんだし」



京子「Aちゃんなら大歓迎よ。好きなだけいてちょうだい」



「・・・ありがとうございます」



居座り続けるのも申し訳ないと思ったが、昨日の犯人が野放しにされている現状では外に出るのも怖い。



だから並樹家にいさせてもらうことにした。



尊氏「よかった。無理はしないでね」



そう言って尊氏は出掛けて行った。



美尊「私の部屋行こう?服は私のサイズで大丈夫よね」



「うん、ありがとう。では京子さん、失礼します」



京子「えぇ。ゆっくりしてね」



その場を離れ美尊ちゃんの部屋へ向かう。



美尊「ここにあるものどれでも好きなの着てね」



部屋に着いて、美尊ちゃんはクローゼットを開けて私に服を見せてくれた。



さすがお嬢様と言うべきか、服の数は数え切れないほど。



「凄い数の服だね。でも私は何でもいいよ」



美尊「えー?じゃあ私が選ぶ」



いくつか見比べて、美尊ちゃんは私に淡い青のワンピースを渡した。



美尊「これが似合うと思う。着てみて。私出てるから」



美尊ちゃんは部屋を出て行った。



包帯を巻かれた腕に気を遣いながら着替える。



「美尊ちゃん、いいよ」



扉越しに声を掛けると美尊ちゃんが入って来た。



美尊「うん!凄く似合ってる」



「ありがとう」



嬉しそうに笑う美尊ちゃんを見て私も笑顔になる。



でもその笑顔も少しだけで美尊ちゃんは俯いてベッドの端に座った。



「美尊ちゃん?」



美尊「Aちゃん。さっきね、お母さんがお兄ちゃんに美尊のことをよろしくねって言ったの」



「・・・うん。聞こえたよ」



美尊「本当?お母さんまで結婚に乗り気になり出して・・・どうしよう」



そもそも、なぜ尊氏は美尊ちゃんと結婚しようとしているのか。



尊氏が変わり始めたのはお父さんの尊さんが亡くなってから。



その時に何かあったのか。

尊氏への想い→←認められた結婚


ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (197 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
698人がお気に入り
設定タグ:トドメの接吻 , 並樹尊氏 , エイト/堂島旺太郎   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

御羅津魅羽喜(プロフ) - 設定できてなかったんですね!教えて下さりありがとうございます! (2018年3月13日 14時) (レス) id: 612b752767 (このIDを非表示/違反報告)
玄ちゃん(プロフ) - 続編にいっているのであれば、続くではなく、続編にいっていることを書いてくださらないと分かりませんよ??? (2018年3月13日 14時) (レス) id: f00d27de65 (このIDを非表示/違反報告)
御羅津魅羽喜(プロフ) - 上手く話がまとまるよう頑張ります!コメントありがとうございました!これからもよろしくお願いします! (2018年3月1日 7時) (レス) id: 612b752767 (このIDを非表示/違反報告)
SAYA - すごくおもしろいです!応援してます!頑張ってください! (2018年2月28日 23時) (レス) id: ac3c02d033 (このIDを非表示/違反報告)
御羅津魅羽喜(プロフ) - コメントありがとうございました!これからもドラマに沿いながら尊氏とのシーンも増やしていくのでよろしくお願いします! (2018年2月14日 7時) (レス) id: 612b752767 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:御羅津魅羽喜 | 作成日時:2018年2月13日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。