side Ki ページ8
「ん・・北山、まだ余裕じゃん」
「ちが・・あぁ」
俺のキスに、くすぐったそうに目を細めた藤ヶ谷が、俺を見下ろして、雄の色を宿した目を向けてくる
「藤ヶ谷と・・キスしたかった・・」
溢れる色香を纏った目の前の藤ヶ谷に、懇願するようにそう伝えると、
一瞬少しだけ、目を丸くして動きを止めた藤ヶ谷が、嬉しそうに微笑んだ
「じゃ・・もっとしよっか」
低く呟いた藤ヶ谷のその言葉とほぼ同時に、あっと言う間に俺の唇は藤ヶ谷に食べられて
貪るように、互いに激しくキスを交わしながら、互いの温度を分け合う
唇から伝わる温かな感触、ざらっとした舌が絡み合う
キス、というより、捕食に近い
もう、俺は藤ヶ谷に全部食べられちゃうのかもしれない
それでもいいな
俺とお前で、互いを味わう
身体の芯まで、とろけるほどに
どんな高級料理だって叶わない
こんな最高の時間は、きっと他にない
そんなことを、ふわふわした頭の片隅で思っていると、藤ヶ谷がいっそう手の動きを速めた
「ふ、ンンッ、あ、ダメ・・あぁ！！」
カリっと、先端を爪先で引っ掻かれた瞬間
目の前で白いものがパーンとはじけた
背中から駆け上るようなゾクっとした感覚
と、同時に、俺は藤ヶ谷の手の中に、あっという間に白濁を放出していた
「はぁ・・あぁ・・あ、ごめ・・ん」
いきなり導かれた絶頂に、息が上がって、藤ヶ谷の肩にもたれる様に体を預けると、
藤ヶ谷は優しい表情を向けてぎゅっと抱きしめてくれた
「ふふっ・・北山の表情・・最高すぎ」
そういった藤ヶ谷の身体の中心は、相変わらず、固さを保ったまま俺の腹に押し当てられていて
自分だけ、だなんて、俺のプライドが許さない
藤ヶ谷にだって、もっともっと、最高に気持ちよくなってほしいから
「今度は、俺がシてやるよ」
身体を反転させて、藤ヶ谷の胸板を押すと、不意を突かれたせいか、あっという間に体制が入れ替わった俺と藤ヶ谷
藤ヶ谷の身体を組み敷いて、その猛りに手を触れる
一瞬の出来事に目を丸くして驚く藤ヶ谷の顔を見下ろしながら、俺はにんまりと口角をあげた
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まいまい(プロフ) - 良かったです〜！！！2Sもあって、どっちもキュンキュンしました！！それにしてもFKの色気ときたら…凄かったです…はぁ、ありがとうございます。そうそう、Toy-2がライブ配信される事も決まりましたね！！ついにバクテリアが解禁されますね！これまた楽しみです！ (2020年9月5日 14時) (
レス) id: d8ffbdef31 (このIDを非表示/違反報告)
ピンクピーチ(プロフ) - はっちみつさん» はっちみつさん！最後まで読んでいただき、ありがとうございました(≧▽≦)めでたしめでたしなラストでした！次作も、ぜひ読んでいただきたいです！！ (2020年4月22日 23時) (レス) id: f1b41ec3ce (このIDを非表示/違反報告)
はっちみつ(プロフ) - ピンクピーチ様、完結おめでとうございます！みんなハッピーで、最後はほっこり最高です！次作も楽しみにしてます！ (2020年4月22日 21時) (レス) id: 4caade0e16 (このIDを非表示/違反報告)
ピンクピーチ(プロフ) - ももはさん» ももはさんにそう言っていただけて嬉しいです(＾∇＾)ﾉ♪三角関係…私も書く前からウズウズです！早く皆さんにお届けできるように頑張ります！ (2020年4月21日 18時) (レス) id: f1b41ec3ce (このIDを非表示/違反報告)
ピンクピーチ(プロフ) - あこさん» あこさんー！！そんな最高級の褒め言葉いただいて感激です！！ぜひ…気まぐれを起こしてみようかな(｢･ω･)｢ (2020年4月21日 18時) (レス) id: f1b41ec3ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ピンクピーチ
| 作成日時：2020年4月4日 23時
