Ki 5 ページ45
俺の肩に、そっと両手を添えて、包み込んだ
触られたそこが、発火するかのように熱を持っていく
思わず、また、藤ヶ谷に視線を戻す
身体ごと引き上げるつもりなのだろうか
そう思って、藤ヶ谷のほうを伺う
ふっと、藤ヶ谷の瞳が細く笑った気が、した瞬間だった
「ん…」
唇に、あたった、柔らかな、熱
「え…わっ、わあっぁ!!!」
びっくりしすぎて、ガバッと上体を起こした
「ふ、ふじがや、今なにしてっ…、!!」
焦って、自分の唇に指先を当てて確認する
「ふはっ…」
急に、面白そうに、くしゃっと笑い出す藤ヶ谷が、見えた
「お、おまえ、何考えてんだっ…!!」
「え」
起き上がった、俺の横に、膝をついて顔を寄せてきた
「起こしてあげたの」
「おまっ、え…わっあ!!!」
藤ヶ谷が、手で、俺の腰をするっと撫でた
「こっちも、起きた?」
「ば、ばばばかっ!どんなシモネタだよっ!!」
藤ヶ谷は、俺の顔を見つめると、楽しそうにニコッと笑って、立ち去っていった
「ごめんごめん、唇が偶然ぶつかった」
「なっ…/////」
鼻歌を歌い出しそうなほど、ルンルンでドアに向かった藤ヶ谷が、不意に足をとめた
「北山って」
「っ…なんだよ」
「唇、柔らかいんだね」
確信犯は、そういうと、ご機嫌で俺の前から去っていった
思わず、また自分の唇を触った
残る、藤ヶ谷の感触が…
また俺の頬を熱くさせる
偶然なんかじゃない…
お前に落ちるのは、もはや
必然だった
END
************************
以上、作者より表紙の妄想キスでした
悪戯なキスを君に
それにしても!!
たいぴーすふる!!!
まさか…みっくんのせるなんて!
鼻血もんですわ
次は、予告していた、「偽りの愛してる」続編をアップしたいなと思っております
884人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ピンクピーチ(プロフ) - puuさん» ありがとうございます^_^またどこかで、二人の続きをかけたらいいなと思います!! (2019年10月14日 20時) (レス) id: f1b41ec3ce (このIDを非表示/違反報告)
puu(プロフ) - 完結?おめでとうございます!気に入ってる作品も続きを書いてほしい作品も夢の国キスですー!!私も夢の国に関しては、KさんほどじゃないけどKさん寄りの考え方なので共感しながら読んでました。すれ違っていた2人がやっと両思いになったのでぜひ!続きが読みたいです (2019年10月14日 20時) (レス) id: b36113747c (このIDを非表示/違反報告)
ピンクピーチ(プロフ) - ちさん» 投票ありがとうございました!そして早速のコメント嬉しいです(≧▽≦)皆様の反応を参考にさせていただき、もしかしたら続く…かも?(笑) (2019年10月12日 20時) (レス) id: f1b41ec3ce (このIDを非表示/違反報告)
ち(プロフ) - 実は私が投票したものが素敵な短編に仕上がっていてとても感動です(涙)予想以上の仕上がりで普通に1つの作品として読みたくなりました(*^^*)本当にありがとうございます!これからも楽しみにしてます! (2019年10月12日 20時) (レス) id: 20a7b4a7e7 (このIDを非表示/違反報告)
ピンクピーチ(プロフ) - たまももさん» ありがとうございます!!執筆します^^ (2019年9月2日 10時) (レス) id: ef49e46d66 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ピンクピーチ | 作成日時:2019年8月16日 14時