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まったく…私の両親は短気でため息をつきたくなるよ
『危ないじゃないですか…でもとても良い魔法でしたよ』
母｢…！｣
咄嗟に張ったバリアは役目を果たすと静かに消えていって、母はさらに顔を歪めた。
私はちらりと後ろにいるグルさんを見てアイコンタクトをとると、彼は頷いていた。
やはり間違いなかったということだ…何かって？
グ｢先程の魔法…悪魔族に似たものを感じた
取り憑いたか、それともそこの人間に取り込まれたか…どちらにせよ大問題なことに変わりはない｣
もちろん両親は人間だ。…と言うのに何故グルさんは悪魔族に似た何かを母の魔法から感じ取ったのか。それを聞き出さないとね
『悪魔族が人間に取り憑くことも、人間が悪魔族を取り込むことも禁止とされているのですが…
これは一体どういうことですか？』
父｢その言い方は私達が悪魔族と関わっていることを前提としているな｣
そりゃあそうでしょうが、だって私の後ろにいるのは誰だと思ってんだよ
私が説明をしようとしたが、それよりも先にグルさんが動いてしまった。
横を通った黒い影は2人の頭を掴んでブツブツと何かを呟くと、おぞましい何かが出てきてゾクッとした。
本能的にそれが怖くて仕方がないのだ…やはり私が光属性だからか？
そんな私の気持ちなんて無視してグルさんは｢ふむ…｣と低い声で呟く
何かわかれば私に報告するのが打ち合わせにはあった…だからグルさんは両手に掴むそれを私の前に差し出してきた。
グ｢間違いない、君の両親に取り付いていたのは我が同胞の悪魔族だ
…すまない｣
謝らないで欲しかった
取り憑かれた原因は悪魔族ではなく両親にある可能性だってあるのだから
私はチラリと黒い何かを見れば、ギョロ目がこちらを覗いてきて気分が悪かった。
こんなのが両親に取り付いていたのかと思うと恐ろしくて容易には信じられない
だけど私がやることは変わらない
『どうやらこの悪魔は自ら取り憑いた訳では無いようですね…
調べによるとあなた達は14年前に悪魔召喚の儀を行い契約を結んだそうで。しかもそれは禁断の魔法であることを理解した上で』
私は実の両親を軽蔑した目で見下してさらに悪行を暴露することにした。
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ギオ - あのー、、はい、神ですか？？？好きです。はい。プリ○ュアとはなんぞやと見初めましたが読ませていただくと、あっ、、ふーん？神じゃん。という気持ちに刈られました。どうしてくれるんですか←。キャラ達のストーリーとか神ですか？？？ (2022年11月6日 22時) (
レス) @page50 id: 6022af29ca (このIDを非表示/違反報告)
鈴@suzu(プロフ) - 今日読み始めたんですがどっぷりハマりました！！応援してます、更新頑張って下さい！！！ (2021年5月3日 20時) (レス) id: 88b4bdfcb5 (このIDを非表示/違反報告)
アズライト@pitter(プロフ) - えっ神じゃん(便乗) 更新待ってます！ (2021年4月21日 21時) (レス) id: 89c438f032 (このIDを非表示/違反報告)
momo - えっ神じゃん (2021年2月6日 21時) (レス) id: 23dfee1259 (このIDを非表示/違反報告)
momo - 神じゃん (2021年2月6日 21時) (レス) id: 23dfee1259 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：またたびはまた | 作成日時：2021年1月15日 16時
