船上カフェをやってる私はヤバい人です2 (ページ21)

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新たな客が68人ページ21

半泣きの状態で神さんに最近のことを話すと真剣な表情で聞いてくれた。

神｢なるほど…思ったんだけど僕達って彼らにとっては敵なんだよ？

その位の態度とられても仕方がないよね？｣

うんまあそうなんだけどね

だったら私が作ったご飯を食べてくれないと思うんだよね

貴｢(警戒はしてるけどご飯は食べてくれてるし部屋も使ってくれてる…完全にでは無いけど心は許してくれてると捉えてもいいよね？)｣

私の考えに首を縦に振る神さんを見て私はある決心をした。

そのためには色々と準備をしないと

貴｢(神さん！お願いがあるんだけど…)｣

いつも通り甲板に集まって手合わせとかをしている元CP9の皆さん

気配消して様子を見ればこちらの気配に気づいてないようだ。

貴｢(準備はバッチリ！打ち合わせ通りやるだけ…！)｣

そして気配を消すことをやめた私は自然に歩いた。

街の中を歩くように…そのくらい自然に歩いた。

いきなり現れた気配に彼らは驚いてこちらを凝視する……予定通りだ。

手合わせをする彼らの真ん中に立ち首だけを動かした。

一人一人の顔を確認してある男の顔を見た

貴〈ルッチ…私と勝負をしなさい

私が勝ったらちゃんと話を聞いて欲しい

私が負けたらこの船から降りてもいいわよ〉

ヨブヨブの力で魔法陣を展開してそこから船を出すと海の上に浮かせた。

この場にいる私以外の全員が驚きそしてCP9はリーダーであるルッチを見た。

この勝負は受けるべきだと皆思ってるのだろう

だけど私はそんなに甘くない…なぜならこの場にいる者で私が1番強いから。

貴〈さぁどうする…？この勝負を受けるか受けないか〉

仮面越しにニヤリと笑い答えを待つとルッチは固く拳を握って私の前に差し出した。

ル｢その勝負…受けて立つ｣

決まりだ

よろしくという意味を込めて彼の拳に私の拳を合わせるとテレパシーで店の従業員とお客さんに船の中に避難するようにと言った。

あとは結界張る要員として｢博麗霊夢｣を呼んで

神｢これより…ロブ･ルッチ対アルベルト･D･Aの試合をはじめます…

ルールは相手に負けを認めるか、気絶させるまで終わらない拳と拳の勝負です！

それでは……試合開始!!｣