船上カフェをやってる私はヤバい人です2 (ページ15)

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新たな客が62人ページ15

ルフィが宴をやると言い出したのでこちらも食材と酒を用意することにした。

貴〈よーし…あなた達、今回のお客はとにかく食べる人がいるの！心してもてなすように！〉

従｢はっ！了解です店長!!｣

なんやかんやで従業員達ともう10年の付き合いだな…皆歳をとって

料理も私の作ってる様子を見て盗んで自分のものにしていった人がほとんどだ。

貴〈さあ…こちらの料理も召し上がれ！〉

皆で協力して運んだ料理はどれも私の自信作でありルフィの好物もある。

ル｢さすが姉ちゃん！どれもうめぇ!!｣

ガツガツと先に食べてしまってるルフィに対して溜息をつきながら席に座ると横から料理が出てきた。

綺麗に盛り付けされた料理はまさに芸術品で食べるのがもったいないくらい…えっなに？

もしかしてだけどこれを作ったのって…

貴〈なるほど…君が黒脚のサンジか……〉

サ｢なんと名前を覚えてもらっていたとは…！ありがたき幸せ｣

なんと口が上手いことか…そんな彼の料理を食べようと仮面を口元だけずらして食べる

ひと噛みしただけでわかるこの美味しさ…これを毎日ルフィ達は食べているのかと思うと羨ましい限りである。

貴〈美味いな…これほど美味い料理を作れるなんて羨ましいよ！〉

再び仮面をつけ直してサンジにいえば照れ顔でありがとうと言ってきた。

再び食事の手を進めるとあることを思い出した。

貴｢(そういえば原作はどこまで進んでいるんだ…？)｣

不思議に思って椅子から立ち上がると神さんの肩に手を置いてついてこいと言った。

ついた場所は私の船長室ここなら誰も来ないからね

貴｢(さてと…神さんならわかるよね？私の聞きたいこと)｣

するとコクリと頷いて聞かれるのもまずいから筆談にしようと言って懐から紙とペンを取り出した。

神さんが言うには今は丁度アラバスタに入りかけた頃みたいでそれそろビビが仲間に加わるみたいだ。

貴｢(なるほど…ビビが仲間に加わる前に私達はルフィ達と別れた方がいいな…)｣

すると神さんは｢なぜ？｣と紙に書いた

理由としては私は仮にも海軍の影の元帥であり、もしこのままルフィについていけばクロコダイルにあってしまい色々と面倒だ。

貴｢(それを考えると今すぐにでもルフィと別れた方がいいんだろうな…)｣

それにまた合うと思うしね

それを聞いた神さんはじっと私の顔を見て頭を撫でてきた。

貴｢(神さん…お願いがあるんだけどさ…！)｣