佰の目 ページ50
産屋敷耀哉
彼こそ俺達が従うに相応しい御方
誰もが即座に膝を着いて忠誠の構えをとれば、状況理解が出来ない炭治郎が困惑するのも納得する。
「おはよう皆、今日は良い天気だね
空は青いのかな？」
また一層と呪いが進行しているように思える
柱達が心を痛めているというのに、俺はそこまで悲観はしていない。
だからこそ思う、本当に俺がここに居るのは間違いなのでは無いかと。
なんて考えていたら横にいた実弥がスラスラと理性のある言葉で御館様に挨拶をしていた。
あとは本題…炭治郎と禰豆子の処遇についてだが、御館様の事だから問題は無いだろう。
確かに鬼を鬼殺隊として受け入れるのは馬鹿なんじゃないの？という意見が多数だろう。
それは鬼が人間を襲わない証拠がないから
でも御館様だって言ってたろ？
人を襲う証拠もない…と
『私は、2人の存在を認めたいと考えています
御館様から命じられた任務により禰豆子の可能性をこの目で見ることが出来ました。
私は、その可能性にかけたい』
まっすぐ御館様を見つめて意志を示せばにっこりと笑みを浮かべてありがとうと返された。
「あのAがここまで言っているんだ…意見は尊重したい。
それに炭治郎は鬼舞辻無惨に遭遇している」
全ての元凶鬼舞辻無惨、その姿を確認したと聞いた途端に皆が炭治郎に質問攻めをした。
やめたれやめたれ会議中にそんな騒がしい事をしたら
スっ…
御館様が人差し指を口の前に出せば、全員が口を閉じて静かになった。
炭治郎は鬼舞辻側に追われている身、ここでせっかくのチャンスを逃すのは如何なものかと思うんだ。
御館様はそう言った後に俺にある事を命じた。
「A、引き続き炭治郎と禰豆子の監視をお願いね。」
『御意…全ては貴方様の為に』
俺はあんたに逆らえない
だから決して否定的な意見は言わずに…かつ炭治郎と禰豆子を脅威から守るために
いつでもサイコロステーキ先輩は演じ続けるよ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 271人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
シロヌコ(プロフ) - サイステ先輩が推しになりそうというか推しましたありがとうございます (2022年12月2日 16時) (
レス) @page47 id: 09da8bad9a (このIDを非表示/違反報告)
何でもないひとだよぉ(プロフ) - なんか面白そうなタイトルじゃんと思ってみたらなんなんですか…くそおもろいじゃないですか！応援してます。更新これからも頑張ってください！！！！ (2022年11月16日 21時) (レス) @page44 id: 9cea2e06fa (このIDを非表示/違反報告)
オタク - 読む前「何か面白いタイトルやー」読んだあと「は？面白すぎんだろ。、、天才か？」サイコロステーキ先輩だって事忘れる面白さ。これからも頑張ってくだせい！！ (2022年10月9日 19時) (レス) id: da08d8ca50 (このIDを非表示/違反報告)
美奈(プロフ) - 成り代わりが読みたくて探していたらまさかのサイステ先輩の成り代わりに驚き、読み始めたら面白くて止まらず、ここまで読んでしまいました…控えめに言って神…続き楽しみにしてます！ (2022年8月6日 21時) (レス) @page18 id: 654a1bab90 (このIDを非表示/違反報告)
ロックマ - この作品最高です!!これからもがんばってください!!!!! (2022年7月13日 23時) (レス) @page2 id: 7ddd684455 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：またたびはまた | 作成日時：2022年7月12日 20時
