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5話 ページ6

朝日が昇ることを知らせるように鳥が鳴いてる

カチコチに凝り固まった体を解して顔を洗うと、既に母が朝食の準備を終わらせてこちらに向かって微笑みかけていた。

椅子に座って手を合わせると、牛乳を一気飲みして朝ごはんに手をつけた。

マジでジョウト地方で生まれて良かった…前世の日本スタイルの生活が出来るのはカントーかジョウト位だからね。

今日も米が美味い


『ご馳走様

兄様はもう外にいるの?』


空になった食器をシンクに置いて母に皿洗いをお願いしながらも、兄がどこにいるのかを聞けばいつものように外でポケモンの世話をしてるらしい。

本当にポケモンバカなんだなぁと考えながら外に出れば丁度カイリューの世話をしてた。


『兄様、おはようございます

いよいよ今日出発ですね!』

ワ「あぁ、そうだな」


兄妹揃ってこれから向かう目的地に対するワクワク感が顔に出て荷物を持つ

必要な道具は持ったしガラル行きのチケットも持った。

あとは着替えを何枚かだな

ガラル地方で修行をする兄様が言うには、長期滞在になるらしい

しばらくは家事は私がやることになるな


『では行ってきます!』


スーツケースを持って帽子をしっかりと被って両親に挨拶をした。

そういえばフスベシティから出るのはこれが初めてだな

あらヤダ私って田舎者?

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作者名:またたびはまた | 作成日時:2021年8月9日 23時

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