49話 ページ50
ここはクチバシティのサクラギ研究所
広い敷地内の中にはポケモンのための設計がされた広場、通称「サクラギパーク」がある。
ゴ「皆ー!ご飯だぞ!」
サ「仲良く分け合うんだぞ〜!」
この2人の少年、サトシとゴウはただの少年ではない。
サクラギ研究所のリサーチフェローである
桜「サトシ、ゴウ!頼みがあるんだがいいか?」
この者はサクラギ研究所の所長サクラギ博士
クチバシティに自身の研究所を開設し、2人の少年の才能を見込みリサーチフェローに任命したのも彼である。
桜「頼みというか普通にお使いに行ってきて欲しいんだ。
リストはこのメモ紙に書いたから」
ポケットから取り出されたメモ用紙を渡された2人は、元気よく返事をして研究所を飛び出して行った。
どうやらフレンドリィショップでとある商品を買って来るというお使いみたいだ。
ゴ「それにしても多いな…」
サ「お使いが終わったらアイス買おうぜ!」
対称的な2人が歩く道は色んな人が歩く道
少年少女に男性女性、ポケモンを連れた人も少なくはなかった。
だからこんな事だって起きる
?「そこのお前、僕とポケモンバトルしようぜ!」
サ「えっ…俺?」
自分と同い年にも見える背丈の少年を見てサトシとゴウは互いに目を合わせた。
バトルをしかけてきた少年はマントを身にまとってモンスターボールを突き出してきて、トレーナーだとは思う。
それにしてもとても強気な雰囲気を醸し出している。
サトシは誰もが呆れるほどにポケモンバカである
売られたバトルは買うのが礼儀と言ってバトルをしてしまうのがお決まりのパターン
それを知っているからこそゴウは止めなかった。
ただ帰るのが遅れる程度にしか思ってなかった。
だから予想出来なかったのだ
これから起きるバトルの悲劇を
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作者名:またたびはまた | 作成日時:2021年8月9日 23時