39話 ページ40
まあ結果から言おう
2人の少年に身バレした。
サ「Aさんは有名なポケモン博士で…」
ゴ「ワタルさんの妹ぉ!?」
さすがは主人公…こんな簡単にバレてしまうとは思わなかった。
まあこれ兄様のせいだけどね
とりあえずここは秘密にしてもらうとしよう
『このことは秘密にして欲しいの…。私は博士で兄様はジョウト地方チャンピオンのワタル
この2人が兄妹であることが知られると仕事に支障をきたす可能性もあるから…ね?』
口の前に人差し指を立ててお願いすると、2人は了承した。
素直で良い子達だから扱いやすくていいわ本当…
なんやかんやあったけど、これにて主人公の遭遇イベントは終了
後は兄妹水入らずでガラル観光をするとしますかね
ガラルのスイーツも食べたいしワイルドエリアに行ってポケモンを観察したい
先程はダンデのリザードンをよく見ることは出来なかったけど、野生のポケモンを見たい。
そこら辺は兄様が考えているみたいだが…不安である。
先に荷物を家に航空便で送って軽くなった装備で私たちはシュートシティの駅にいた。
もちろん私服で
流石の兄様もマントを羽織った姿では目立つと判断したのか私服に着替えていたから内心ホッとした。
ワ「さあ行くぞ。今回お前にマネージャーを頼んだ礼にガラル観光のチェックはしておいた。」
兄様の口からそんなことを聞けるなんて思わなかった…あのジョウト地方チャンピオンのワタルが1人の妹のためにこんなことするなんて誰も思わないでしょ。
だから私はくすくすと笑って相槌をうった
そんな浮かれた気分でいた私がアホでした…はい
『…兄様
私は今何処にいるのでしょうか…?』
ワ「何処って…ナックルシティだが?」
でしょうね…だって目の前にあるドラゴンを象徴とした城壁はまさしくそうだもん。
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作者名:またたびはまた | 作成日時:2021年8月9日 23時