36話 ページ37
結局私はダンデに引っ張られて人探しを手伝わされることになった。
大体予想は着くけどさ…まあ聞いておくか
『あの…ダンデ様は人を探していると仰りましたよね?
一体誰を…』
ダ「ダンデでいい…様をつけられるとむず痒いしな。
それと探しているのはカントー地方から来た少年2人組だ。名前をサトシとゴウ」
ほらね予想通りだったよ!
めんどくせぇ…なんで主人公2人組に関わらなきゃいけないのさ!
やだよ…やっぱりダンデだけで探してくれよ!
あぁダメだこいつ超がつくほどの方向音痴だった。
仕方がない…ここは5分で探してやる。
『カントー地方から来たサトシとゴウ…あぁ最近出来たサクラギ研究所でリサーチフェローをしている少年ですか。
リサーチフェローをする彼らは最年少だと思われますよ』
ざっと噂で流れた情報を彼に教えると、ダンデはなるほど…と言って辺りを見渡していた。
更に私の話は続いた。
『彼はまだガラルの土地に慣れてないので比較的落ち着くと思われるポケモンセンター付近で行動するかと…で、今は朝食時なのでどっかでご飯を食べていると思いますよ。』
例えば…あんな感じのテラス席とか
指さした方向を2人で見れば、そこに居たのはピカチュウとヒバニーと…少年2人
いたよ…5分もかからなかったよ
『いましたね…では私はこれにて失r…グェッ』
クルリと向きを変えて帰ろうとすれば首根っこの部分を掴まれて変な声が出た。
待ってこいつ人の扱いポケモンなのかよ
後ろ歩きをしながら向かった先はもちろん彼らの席
やめてくれ私はただ朝ごはんを食べたかっただけなんだよ!
というか普通に話してるじゃん何その状況?私が見えてないのか
『離せこのカイリキー野郎…!』
ひとまずこの手を離してもらわないと…というか兄様から貰ったマントに触るな!
?「あの…ダンデさん
後ろの人は一体?」
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作者名:またたびはまた | 作成日時:2021年8月9日 23時