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35話 ページ36

我、睡眠時間は3時間なり

だる重い体に鞭を打ってベッドから起き上がると、眠気覚ましにきのみを食べてシャワーを浴びる。

なんでこんなにも私は仕事に追われているのか分からないけど、やるべきことはしっかりとやらないとダメだよね。

濡れた身体を拭いて着替えると身支度を整えていつものマントを羽織った。

ガラルでも私はドラゴン使いの誇りを忘れたくない…だからマントを羽織るんだ。

朝は適当にカフェで軽食をとって、カントー地方にいるサダノリ君達から送られてきたデータをまとめないと

そんなことを考えながらホテルを出て歩いていると、既視感のある誰かとすれ違った。



『ん?どっかで見たぞアイツ……ってダンデ!?』



ばっと勢いよく振り向いてすれ違った褐色紫髪を凝視すると、私の視線に気づいた彼は私を見るなりパァーっと明るい表情を見せた。


ダ「君は昨日の!

おかげで試合にも間に合ったし、良いものも見れた!ありがとう。」


うわ…3時間睡眠した人の目には眩しすぎるぞお前の笑顔!

フードを更に深く被って早口で役に立てたのなら良かったと返すと素早く方向転換をしてカフェを目指した。


…そのはずなのだが


『おいその手を話してください。』

ダ「口が悪いのか良いのか分からないな…。

それよりお願いしたいことがあるんだが良いか?」


良くないです私はあなたのマネージャーではありません。

とりあえず帰って寝てろやゴラ




ダ「探してる少年がいるのだが、手伝ってくれないか?」



帰りたい…切実にヤマブキシティに帰りたい

サダノリ君とメグちゃんと一緒にキャッキャウフフしたい!

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作者名:またたびはまた | 作成日時:2021年8月9日 23時

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