25話 ページ26
相も変わらず研究に没頭する日々にとんでもない転機が訪れた。
『はっ…?
ガラル地方に来いと言うのですか?』
それはワタル兄様から来た突然の連絡
この時代、スマホという便利の塊があるからワタル兄様やイブキ姉様から連絡がまあ来る。
ワ「来月にポケモンワールドチャンピオンシップスの決勝戦があるんだが、場所がガラル地方なんだ。
せっかくだから一緒に行かないか?」
なんでこんなタイミングに連絡するんだよ…断ろう。ここは丁重にお断りをしないとアカン
私は知ってるぞ…ポケモンワールドチャンピオンシップスに出るということはここはアニポケの世界線ということになる
大体そんなデカい大会なんて著名人がいっぱいいるってことじゃん。
私これでもポケモン博士やってるけどさ…全ての論文や研究発表は全て顔だしてないからね?
他の著名人と絡むのが嫌だから全部遮断してる。
そんなクセの強い博士なんて中々居ないから研究者の中では有名なのだ。
名乗った瞬間騒がれるのなんて嫌だ。
『今回はお断りさせていただきます。
最近化石ポケモンのチゴラスが仲間入りしたのでその子の面倒も見なければなりませんし……』
ワ「そうか…残念だ。
試合が終わったらお礼に3日程滞在してガラルの食べ物をご馳走しようかと思ったのだが。」
おいこういう時にズルいぞ兄様
私がスイーツに目がないことなんで知ってんだよ?
『行かせてもらいます。ガラルスイーツなんて楽しみすぎるじゃないですか』
食べ物のことに関してはここまでチョロいんだよなぁ私って…
絶対に今の兄様の顔は悪役の顔なんだろうな。
計画通りとか呟いてるでしょこういうのって…
てなわけで、私ガラル行き決定
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作者名:またたびはまた | 作成日時:2021年8月9日 23時