どうも、ポケモン博士です。 (ページ24)

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23話ページ24

あれからどれ程の月日が経ったのかは分からない

突然展開が変わるが、今私はとんでもない人物になってしまった。

『う……ん…。』

頭の上で忙しなくなる目覚まし時計を止めて欠伸をすると、起き上がった。

ボサボサの髪の毛に涎の跡がつく口元…こんなだらしない風貌だけど、これでも20歳ですハイ

しっかりと身だしなみを整えて荷物を持つと、私は扉を開けた。

『あ〜…今日はチゴラスの化石の解析が終わるんだっけか？

研究所に行かないとな。』

こんなボヤキを聞いてわかるように、今私はポケモン博士をやっている。

もっと細かく言うならドラゴンポケモン専門の博士である。

モノズを相棒に5年かけて色んな地方を旅してポケモンを観察して考察を繰り返して、16歳の時にドラゴン使いとして認められて、博士号をを取得したのだ。

今はカントー地方のヤマブキシティで一人暮らしをしている。

何故かワタル兄様が一人暮らしをすると言った私を睨んでいたけど無視してやりました(笑)

ヤマブキシティは色んな町に行くための中間地点になるからマジで便利

タマムシシティに行けばタマムシデパートで沢山買い物出来るし、ヤマブキシティにはシルフカンパニーがあるからそこで電子機器の購入とかをしている。

あとは1年前にロケット団がシルフカンパニーを乗っ取ってた時があったんだけど、私はその時丁度ポケモン研究の見学をさせてもらってたんだよね。

いや〜マジでびっくりだよ

でも相棒と一緒にボコボコにしたら社長にめっちゃ感謝された。

それ以来、会社が後ろ盾になろうか？とか言われてきたけど丁重にお断りをして今に至る。

まああのロケット団乗っ取り事件の時に良い人材を手に入れたからそれだけで十分なのよ。

？｢おはようございます、A博士｣

『おはようございます。化石研究所からの連絡はありましたか？』

目の下に隈を作っている研究員に挨拶をしている日常を紹介するとしよう

この研究員は先程説明したロケット団乗っ取り事件の時に私が採用した、元ロケット団員の研究員で名前を｢サダノリ｣という…めちゃ古風だな。

あともうひとり雇った｢メグ｣という女性研究員もいるけど彼女は今日はお休みである。

『夜勤お疲れ様です。朝食を持ってきたのでそれ食べて寝てください

研究データはちゃんとバックアップ取っておくこと！』

サ｢う〜…ありがとうございます博士ぇ！｣

とまあ…こんな日常である