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屋上から自分のデスクに戻ると隣の大野に声をかけた
櫻井くんの姿はない
周りからはカタカタとパソコンを鳴らす音や話し声が響いてる
「大野」
智「............」
パソコンの画面の方を見ていて私の方は見ない
ふうと溜息が聞こえた
智「.俺が対象外なのは元々わかってた。でも、過去とはいえAを泣かせたしょーちゃんは許せねぇ」
デスクに置いていたブラックコーヒーの缶を右手で持ちながら話し出した
「...........」
智「....会社内でずっと無愛想にしてたのもそれが原因？」
「..........」
智「....それなのにしょーちゃんがいいの？」
「.............うん」
智「...ならしゃーないな。諦めるわ」
やっとこちらを見た大野は寂しそうに笑ってて
私の頭をクシャッと触った
智「...10年越しの重さには敵う気しねえわ」
今度は苦笑い
ガタッとこんどは身体ごとこちらを向いた
智「恋人にはなれなかったけど」
智「俺はお前の味方だ」
智「.....しょーちゃんに泣かされたら海の藻屑にしてやる笑」
ニヤッと広角を上げて物騒なことを言ってるのにその顔はトロンと蕩けそう
「...なにそれ笑」
フフッと笑うと大野も笑顔になり
智「......隣でいちゃつかれるのかー...」
「...いや、今日告白するつもりだから、フラれる可能性もあるし...」
智「いやないだろ笑」
智「...ま。それなら頑張って」
そう言うと「お花摘んできまあす♡」とクネクネしながら去っていった
その後ろ姿をなんとなく見ていたら隣の席からガタッと音がした
翔「........」
探るような目で私を見てる櫻井くんに自覚した心は素直にキュンとなる
仕事は滞りなく進み、就業時間が終わるまで残り5分
この前のことがあってから残業はなくなっていた
この5分がやけに長くて、私は落ち着かない
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とも(プロフ) - こんばんは。初めまして。処女作から拝読させて頂きました。智くん担の私としては…智くんの一世一代の告白にキュンキュンしたけれど…ふられちゃって残念です。やっぱり10年越しの想いには敵わないですね。 (2020年5月25日 2時) (
レス) id: bd0ebe94fc (このIDを非表示/違反報告)
ratchet(プロフ) - つたない説明で申し訳ありません... (2020年4月29日 22時) (レス) id: b7c1610d23 (このIDを非表示/違反報告)
ratchet(プロフ) - みぃさん» こんばんは。コメントありがとうございます。この感想の私の名前が書いてある所に（プロフ）と書いてあると思います。そこからメッセージ送れると思います。よろしければやってみてください。後、青い鳥さんもやってますので...。 (2020年4月29日 22時) (レス) id: b7c1610d23 (このIDを非表示/違反報告)
ratchet(プロフ) - みくさん» こんばんは。えと、この前知ったのですが、この感想のとこの私の名前の隣に（プロフ）とあると思います。そこからメッセージ送れるみたいです！！もしよろしければやってみてください。遅くなりごめんなさい...泣 (2020年4月29日 22時) (レス) id: b7c1610d23 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - 初めまして。パスを聞きたかったのですが、コミュの行き方が分かりません。 (2020年4月29日 11時) (レス) id: 9502ffdda6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ratchet | 作成日時：2019年11月26日 17時
