D.Gray-man 〜終焉を告げる者〜

No.4 ページ6

＿室長室＿

ガチャッ

あ「何か用か？コムイ。」

リ「あれ？Aとアレンじゃないか。」

あ「こんにちは、リーバー班長。コムイは？」

リ「室長なら山積みの資料の中で寝てるだろ・・・。」

あ「そうか・・・。」

ア「探しますか？」

あ「いや、ここからなら・・・。」


スッ＿＿＿＿＿＿。


あ「リナリーが結婚するらしいぞー！！」


ガバッ！！バサバサ＿＿＿。


山積みの資料の中から、突然黒髪の男が飛び出してきた。

コ「僕のリナリーが結婚だなんて！！行かないでくれ、リナリー！！」

リ「私ならここにいるわよ？」

そう言って科学班のコーヒーを運んで来たのは、黒の教団のアイドル的存在のリナリー・リーだ。
コムイ・リーの妹でもある。

実を言うとコムイは極度のしすこんである。(室長としては優秀なのだが・・・。)

コムイを起こすときも、さっき言ったフレーズを言わないと絶対に起きない。

まぁ、私の義理の兄も凄いが・・・。


あ「で、何か用か？」

コ「Aには連続で悪いが新たな任務に行ってもらいたい。」

ア「Aとですか？」

コ「いや、アレンくんはリナリーと行ってもらう。」

リ「よろしくね。アレンくん。」

ア「よ、よろしくお願いします。」

あ「私は１人か？」

コ「そうだ。現地にファインダーがいると思うからよろしくね。」

あ「了解。」


そして、私がドアに手をかけたとき＿＿＿


ア「死なないでくださいね。」

あ「・・・。アクマに殺されてたまるかよ・・・。」


バタン＿＿＿。



そう、私たちはエクソシストはアクマを倒す事が役目・・・。

アクマなんかに殺されてたまるか・・・。









私は拳をにぎりしめ、長い廊下を全速力で駆け抜けた＿＿＿＿＿。

No.5→←No.3

ラッキーアイテム

クロス元帥の借金帳

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す