D.Gray-man 〜終焉を告げる者〜

No.19 ページ23

ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ、ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ。




ア「う・・・ん・・・。」

あ「うるさい・・・。」

ラ「そんなにやなんさかなー？うなされてるしww」

あ「さすがに借金はダメだと思う。」

ラ「同感。」





アナ「間もなくー、××駅でーす。」


あ「・・・寝てた。」ﾌｯ


いつの間にか熟睡してしまったらしい・・・。




最近、まともに寝てないからか？


あ「？(アレンがいない。)」


ここにいたはずだと思うんだがな。

私も寝ていたのでよく分からないが・・・。



ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ。





列車が動き出した。


リ「よく眠れた？」

あ「ｺｸﾝ」

リ「さっき、Aがラビの膝の上で寝てたの見たわよ。」

あ「!!?」


ひ、膝!!?ラビ兄に膝枕してもらっていたのか!?


リ「多分、バランスが崩れてそうなっちゃったんだと思うけど、ラビ、ずっとAの頭撫でてたわ。ふふ、可愛い。」


あ「なっ///」


思わず自分の頭を触る。





・・・正直嬉しい。



ラ「どうさたんさ？」

リ「わっ!!?」

あ「!!?」


ラ「隠し事さ・・・？」

リ「ガールズトークよ、ね？」

あ「ｺｸﾝ」

ラ「ふーん、・・・あれ、アレンは？」

リ「あ、さっき駅に降りてたわよ。買いたいものでもあったんじゃないかしら？」

ラ「そうさな、もう少し待てば来るさね。」

あ「ｺｸﾝ」




ー数十分後ー

あ「来ない・・・。」

リ「・・・もしかして、乗り遅れたとか・・・？」

ラ「はは、そんなわけ・・・あるかも。A、アレンの影を！」

あ「了解。」


私は目を瞑り、あらゆるルートから影を探す。





あ「あ、いたっ！」

ラ「どこさ!?」

あ「家。」

ラ「それだけじゃ分からないさー!!」


あ「着いてきて、ラビ兄！」

リ「え、ちょっ、ちょっと(汗)」

ラ「ちょっくら行ってくるさー。伸!!」


ﾆｭｰｯ!!


ラ「A、乗ったさ？」

あ「ああ。」

ラ「アレンのとこまでgoさっ!!」

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