番外編1 ページ49
12月30日
今日はなんと!!この柴田裕輔様が生誕された日!!
さぁ皆の衆俺様を崇めてくれ!!
……と言いつつも実は誰からも祝いの言葉すら来ない。
否、冬休み始まってから電話やメールも一通もない。
もしかして皆…俺の誕生日知らない感じ?
てかこの前、しばゆーの誕生日いつ?とか聞いてたじゃん
もしかして祝ってくれるのかと思ってめっちゃ期待してたじゃないか。期待して損した……
もう誕生日なんかくそくらえだ。
俺はふて寝しようと自分のベッドに篭ろうとすると……
ピンポーン
何だ?宅急便か?
どうせ憲子が出るだろうと無視してると、再びインターホンの音が聞こえた。
ん?憲子いないのか?だったら直樹が…って今出かけてるのか。しょうがない。宅急便以外だったら追い返すかと思いながら玄関の扉を開けると…
し「はい……」
パンッ パンッ
「しばゆー!!誕生日おめでとー!!」
俺の前にはクラッカーを盛大に鳴らしたてつや達の姿があった。
し「えっ!?なに!?」
り「しばゆー今日誕生日でしょ?」
て「これから俺ん家でパーティしよ!!」
し「みんな…俺の誕生日覚えてたんだ」
と「あったりめぇだろ。友達の誕生日を忘れることなんかねぇよ」
ゆ「プレゼントも用意したんだから行こう!!」
し「……へへっ、したら大暴れするからお前ら覚悟しろよ!!」
まさかのサプライズでパーティを企画してくれてた皆。
本当僕ちんって幸せもんだなぁ
Aちゃんがいないのは残念だけど、彼女が帰ってきたら今度は6人で盛大にパーティしたいな。
※1日遅れだけどしばゆー誕生日おめでとー!!
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作者名:ぺぺぺ | 作成日時:2021年11月22日 0時