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ゆ「2人して何してるの?」
て「あっ、もしかしてデート?」
り「ちょっ…違うから!!Aちゃんに岡崎を案内するの!!それにもう1人いるから!!」
て「なーんだ。デートじゃないんだ」
ゆ「でも岡崎を案内するのって楽しそうだね」
て「…あっ!!ねぇねぇ俺達もその案内に参加してもいい?」
ゆ「あっ!!俺も俺も!!」
り「俺は大丈夫だけど…Aちゃんは?」
『わ、私も大丈夫だよ』
て「Aちゃんありがとう!!」
新たにてつやくんとゆめまるくんが加わり、再びしばゆーくんが来るのを待つ。すると校門から1人の男性生徒が出てきて私達の前を横切る。
り「あ、としみつ」
と「りょう、久しぶり。これから何かすんの?」
り「うん。この前来た転入生の子に岡崎案内するんだ」
と「ふーん」
りょうくんと話している子、どこかで見たような…
……あっ!!この前野球ボール渡した子だ!!
りょうくんの友達だったんだ。と思っていると私は彼と目が合った。
と「…あ、この間の」
り「あれ?もしかしてAちゃん、としみつと知り合い?」
『ちょっと顔見知りというか…』
り「そうなんだ。こいつはとしみつ。俺と中学同じだったんだ」
と「…よろしく」
『…よろしくお願いします』
としみつくん…何か怖い表情で近づきにくいなぁ。
でも、りょうくんの友達だからいい人なんだろうな。
り「良かったらとしみつも一緒に来ない?」
と「俺も?でもコイツら話したことないし」
り「大丈夫大丈夫!!コイツ見た目はアレだけど良い奴だから」
て「おい!!見た目はアレってどういう事だ!?」
「笑」
と「しゃーねぇ。りょうがそう言うなら付き合ってやるよ」
としみつくんも仲間に加わり、何だか賑やかな案内になりそうだ。
し「ごめーん。のりこに捕まってさぁ…って、何か人数増えてね?」
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作者名:ぺぺぺ | 作成日時:2021年11月22日 0時