42.大晦日�� ページ42
私ととしみつくんは歩いて近くの神社に向かった。
外に出ると冬の夜風が吹いていてとても寒い。
首にはこの前としみつくんから貰ったマフラーを巻いているが、手は何も着けていなく悴んでいる。
少しは温まるかと自分の息を吹き込んだり、両手で摩っても何の効果もない。あぁ手袋持ってこればよかった……
と｢寒いのか？｣
『ううん。大丈夫だよ』
としみつくんは私の手に気づいたのか、私の左手を握ってきた。
『としみつくん!?』
と｢冷てぇだろ。また前みたいに風邪ひくだろ｣
すると、としみつくんは私の左手を握ったまま自身のコートのポケットに手を入れた。
と｢これで少しは温まるだろ？｣
『う、うん…ッ』
私の手がとしみつくんのコートのポケットに入ってるせいで、私と彼との距離が縮まる。
そのせいで私の顔が赤くなるのが分かる。どうか寒さのせいにいてほしいー!!
と｢なぁ…今年ももう終わるな｣
『そうだね。いっぱい動画撮ったよね』
と｢来年はどんな年になるんだろうな｣
『来年もいっぱい動画撮って最高な思い出作りたいな』
と｢そうだな。7人で馬鹿みたいに騒いで暴れて…｣
『ちょっと、騒ぐか暴れるかどっちかにしてよ笑』
と｢別にいいだろ!!｣
『ふふっ…やっぱとしみつくんって面白い!!』
と｢なぁA｣
『ん？なに？』
と｢好き｣
『……えっ？』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 72人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぺぺぺ(プロフ) - こぶーさん» こぶー様コメントありがとうございます！他にも緑くん落ちの小説を作っているので、そちらもよかったらお願いします！ (2022年1月6日 20時) (
レス) id: 83a7dfa38f (このIDを非表示/違反報告)
こぶー - としみつに終始きゅんきゅんでした！素敵な小説ありがとうございます！！！ (2022年1月6日 16時) (レス) @page45 id: 12a3fd5c7f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぺぺぺ | 作成日時：2021年11月3日 1時
