特効薬は俺2

81 ページ33

『……んっ』


義父｢おはようA｣



義兄｢やっと目が覚めたね｣

目を覚ますと目の前には義父兄の2人。
そして私はベッドの上、しかも手には手錠…手錠はベッドと繋がれていて身動き取れない状態だった。


『なにこれ!?外してっ!!』


義父｢ダメだよ。こうしないとAは逃げちゃうから｣


義父は怪しい笑みを浮かべながら私の頬に触れる。


『……ッ!?』


その間に義兄は私に向けて三脚を置いてビデオカメラを向ける。


『な、なにをしようとするの……』


義兄｢ん？あぁこれ？これはホームビデオ撮るだけだから気にしないで？｣


義父｢そうそう。今も俺達は仲良くしてるってビデオに残すだけだから｣


そう言いながら義父は私が着てるブラウスのボタンを外す。


『なに!?いやっやめて!!』


義兄｢A、怯えることはないよ？思い出に残す為に撮ってるんだから…｣


義兄もゆっくりと私のズボンを下ろす……


義父｢あぁ綺麗だ…｣


義兄｢うん。最高…｣


服を剥ぎ取られ今は下着と肌着しかない状態。
私は恥ずかしさと恐怖で大粒の涙が溢れる…


『い、いや…やめて…』


義兄｢泣かないでA。これから気持ちイイことするんだから｣


義父｢そうそう。でも母さんには内緒だよ？｣


義兄｢A、いつまで怯えてるの？俺は君の事愛してるんだよ？｣


義父｢これが終わったらお家に帰ろう？好きな物なんでも買ってあげるから｣


2人の手が私の体の方に伸びてくる。



やだ…やめて……



としみつくん……



誰か助けて……




『誰か…助けて……!!』



と｢Aから離れろッ!!｣


『としみつ…くん』


私の前に正義のヒーローがやって来た。

82→←80.としみつside

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す