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としくんが新しいマンションに引っ越して数日が経った。
私も今日からとしくんと同棲する事になった。
これからとしくんと同じ屋根の下で暮らすってなると緊張してしまう。
ピンポーン
と「おはよ。入って」
『お邪魔します』
と「今日からここがお前の家だろ?」
『そうだった!ただいま』
と「おかえり」
私はとしくんの手に引かれ、新しい部屋の案内をしてくれた。
室内は既に荷解きが済んでいた。
『やっぱりとしくんの部屋ってオシャレだよね』
と「そうか?ありがとな」
『何か手伝うことある?』
と「そうだな…キッチン周り頼んでいい?」
『うん!』
私はキッチン周りの掃除や整理を行い、としくんも別の部屋の掃除に向かった。
しばらくするとお互い掃除が終わりリビングに戻ってきた。
と「疲れたー」
『お疲れ様。何か作る?』
と「いいよ。俺がなんか作るよ」
『ううん。今日は私がやる!それに…』
私は持ってきた荷物をゴソゴソと探る。
『…あった!』
と「それって五平餅の材料?」
『うん。昨日のうちに下準備したんだ』
と「それじゃあお願いしようかな」
『はーい』
私は五平餅の材料を持ってキッチンに向かったのであった。
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作者名:ぺぺぺ | 作成日時:2021年8月18日 22時