I Love…… (ページ41)

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集合時間になるとメンバーと先輩バディさんがぞろぞろとやって来た。

『高岡さん…昨日は無理なお願い聞いてくれてありがとうございます』

高岡さん「いえいえ。事情はとしみつさんから聞いてます。こちら側からも何か対策を検討するので」

『よろしくお願いします…』

私のせいで皆さんに迷惑をかけて……
私は普通に仕事をしていいのだろうか……

それに明日の私はオフだが他の人達はここで仕事だ。今ここで居候の私にとってはどう生活していいのか……いっその事普通に仕事を──

『……あれ？』

全体の連絡事項を書いてるボードに“としみつ 12/24私用の為休み”って書いてあった。

さっきまで書いてなかったのに何かあるのかな？それに明日はクリスマスイブだ。これはもしや誰かと……ッ!!

いやいや!!そんはずはない……!!

でもちょっとは気になるから聞いてみようかな……

と「A、明日休みだよな？」

『えっ？あ、はい』

私が聞く前にとしみつさんが私に聞いてきた。
一体どうして……

と「休みでここに居ても窮屈だろ。気晴らしにどっか連れてってやるからストレス発散しろ」

えっ……それってデート……!?
しかもしかも明日はクリスマスイブですよ!?
としみつさん私の為に明日の予定空けてくれたってこと!?

夢なんじゃないかと自分の頬を抓った……

『痛い…』

夢じゃなかった……

そしてクリスマスイブ当日。
私ととしみつさんは名古屋まで遠出した。

主にショッピングだが、としみつさんと2人きりでいれるだけで幸せだ。

『すみません。荷物持っていただいて』

と「服の他にお菓子まで…1人で食うのか？」

『それは他の皆さんに渡す──』

「ねぇねぇ！あれとしみつじゃない？」

「えー？そっくりさんじゃない？」

「にしてもかっこいいよねー。いーなーあんな彼氏」

たまたますれ違った人達から聞こえた声。
もしかして今私達恋人同士に見えてる!?

『い、嫌ですねー…私達別に付き合ってもないのにー…』

私は笑って誤魔化そうとすると、としみつさんは何も言い返さず歩を進めてた。

としみつさん、いつもなら何かと言うはずなのに……と思いながら私は彼の後をついていった。