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高岡さん「──という事で本日から3日間バディの研修に来た大河Aさんです」
『大河Aです。よろしくお願いします』
て「よろしくー!!分からない事があれば何でも言ってねー」
『は、はい!!』
私の前には東海オンエアのメンバーに先輩バディさんがいるのだが、肝心なとしみつさんの姿がない。
『あ、あの……としみつさんは……』
虫「企画で使うものを忘れたって取りに行ったよ」
『そうなんですか……』
虫「そういえば自己紹介まだだったね。ご存知だと思うけど虫眼鏡です」
て「てつやでーす」
ゆ「ゆめまるです」
り「りょうです。よろしくね」
し「柴田でーす。よろしくねナリちゃん」
『ナリ…ちゃん?』
し「そそ!!他のバディもあだ名付けてるからAちゃんもここにいる間あだ名で呼ぼうかなぁって」
虫「だからってナリって…」
て「いいじゃん!ナリちゃん。可愛いと思うよ!!」
ゆ「うんうん。俺もナリちゃん良いと思う!!」
て「じゃあ研修期間はナリちゃんって呼ぶことー!!」
研修期間だけのあだ名なのに何だか東海オンエアのメンバーになれた気分になってちょっと嬉しいかも
り「にしても会って早々としみつに告るなんてね…」
『それはすみません!!お騒がせして……一方的に勝手に盛り上がってしまい、メンバーや先輩にご迷惑を……』
て「ううん。面白かった」
( 虫 '-' )ノ)`-' )イテッ
『あの時のとしみつさん機嫌悪そうでしたが……』
ゆ「あの時のとしみつ寝不足でね、最近撮影が忙しかったんだ」
『そうだったんですね』
なんだぁ……ただの思い込みだっただけか。
て「んじゃ早速撮影と言いたい所だけど、としみつが戻ってくるまで何も出来ないから編集でもするかな。あ、ナリちゃん、この前撮った動画見る?」
『はい!』
私はてつやさんが編集してるパソコンを覗くと、そこには優しい笑みが映ってるとしみつさんの姿があった。
……そういえば
「何見てんだ?」
編集画面を眺めてる中後ろから声が聞こえ、振り向くとそこには先程居なかったとしみつさんの姿があった。
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作者名:コロッケ | 作成日時:2023年11月1日 5時