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『やっぱり私に向けてのメッセージだったの?』


と「まぁな。これしか知らせる方法なかったからな」


これは連絡先を聞くチャンス……!!


『としくん……良かったら連絡先…』


と「連絡先…?あぁまぁこの問題を解決するにあたって連絡しないといけないよな……あれ?俺のスマホねぇ!?」


スマホを探す動作するもどうやら無いようだ。
せっかく連絡先をゲットするチャンスだったのに残念だ。


と「わりぃ。ポケットに入れたはずなのに置いてきたみたいだ」


『ううん。大丈夫だよ』


と「俺だいたい22時頃には家にいるから、何かあったらその時呼んでくれ」


という事は、毎日としくんに会えるってこと!?
いやいや毎日呼んだら迷惑がられるよね……うーん


と「なぁ1つ試してもいいか?」


『……?』


と「俺がそのぬいぐるみにキスしたら何か起こるのか?」


『うーん…どうだろ…やってみる?』


私は何も疑問を持たずにとしくんにぬいぐるみを渡した。


と「何かぬいぐるみにキスなんて恥ずかしいな……」


『私だってとしくん呼ぶのに毎回してるんだよッ!!』


と「わりぃわりぃ」


としくんはくしゃあっと私に笑みを浮かべた後ぬいぐるみにキスした。


と「……何も変わらねぇ?」


『……みたいだね』


と「やっても無意味だったか……ってもうこんな時間じゃん!」


『明日も撮影?』


と「おう。明日は色々やらねぇといけねぇからな」


『色々?すごい気になる〜』


と「それは明日のお楽しみだや」


明日の楽しみか……気になるなぁ…と思いながら、としくんからぬいぐるみを受け取る。


『じゃあまた呼ぶね』


と「おう」


私はぬいぐるみにキスしようとした瞬間思ってしまった。
これって関節キスじゃないか??


さっきとしくんコレにキスしてたよね!?
としくんは関節キスしてるって分かってるのかな?
意識すればするほどぬいぐるみにキスしずらい……


と「……?どうした?」


『う、ううん!!何でもないッ!!』


としくんは気づいてないみたいだ。
にしてもとしくんの関節キスが……ッ


と「何してんだ?大丈夫か?」


『えっ!?ご、ごめん……!!お、おやすみ!!』


私は変に思われると思い、急いでぬいぐるみにキスをした。案の定としくんは私の元から居なくなった。


私……としくんと関節キスしちゃった!!
どうしよどうしよ!!と1人でバタついてしまう。


……いつか、関節キスじゃなくて本当のキスができたらなんて







……無理だよね

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設定タグ:東海オンエア , としみつ , YouTuber   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ぺぺぺ | 作成日時:2023年10月23日 1時

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