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写真を撮った後私達はお寿司を食べに来た。
さっきまであったモヤモヤが消えて、としくんと楽しく会話してる。私達本当に恋人になったんだ。推しから恋人になるなんて夢のようだ。
と「Aどうした?全然食べてねぇぞ?」
『え?………いや本当にとしくんと恋人同士になれたんだなぁって』
と「俺もだよ。どうしたらお前を喜ばせる事ができるか…俺なりに頑張ったけど今思い返すと変なことばっかだったよな」
『そんな事ないよ!!昨日髪乾かしてくれたのも嬉しかったし、お土産だって……!!』
と「ありがとな。そうやって喜んでくれて俺も嬉しい」
『うん!ほらせっかくのお寿司なんだからいっぱい食べよ!!』
と「そうだな!!……ん〜!!うめぇ〜!!」
としくん美味しそうにお寿司食べてる。
お寿司屋さんに連れてきて良かったなぁ。
と「ほらよ」
としくんは私のお皿の上に中トロのお寿司を乗せた。
たしかとしくんの1番好きなネタだったような……
と「これ食べて今までの嫌なこと忘れな。俺もお前を笑顔にさせるよう努力するから」
『としくん……ありがとう!!ん〜!!美味しい!!』
としくんから貰った中トロのお寿司を食べると、本当に今までの嫌なことが忘れたように感じた。
その後私達はお寿司を堪能して近くをドライブして楽しんだ。
『そろそろ飛行機の時間だね…』
と「そうだな……」
気がつけばとしくんが乗る飛行機の時間。
ぬいぐるみがあればいつでも会えるのに凄く寂しく感じる。
と「そんな寂しそうな顔すんな」
『えっ!?私顔に出てた?』
と「顔に出すぎ。いつでも会いに来るし、今度岡崎来ていっぱい楽しむんだろ?」
『そうだね。としくんまた泊まりに来てくれる?』
と「あぁ。絶対行く」
『約束ね!』
約束をしたところで空港に到着した私達。
としくんもチェックインを済まし後は搭乗するだけ。
『気をつけてね』
と「あぁ。お前もな」
としくんは「じゃあな」と保安検査に向かおうとしたが、くるっと私の方に戻ってきた。
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作者名:ぺぺぺ | 作成日時:2023年10月23日 1時