ヒロインの生まれ変わり【忍たま乱太郎】

11話 説明終了 ページ12

「着替え終わりました！」

「わー、ピッタリですね！良かった。まずは事務室で仕事の説明と……あ、吉野先生に挨拶もしないと…あわ、あと入門票と出門票についても説明して……。」

「じ、順番を決めましょう」


そして夕方


「で、忍術学園に入ってくる人がいたらサインさせてください。何がなんでも。」

「何がなんでも。」

「はい。絶対に逃がしちゃダメですよ！」

「は、はい。分かりました。」

「えーっと、はい。勤務内容の説明は終わったね。」

「結構大変ですね。」

「うん！僕なんてしょっちゅう怒られてるよー。」

「いや、まぁ小松田さんの場合はちょっと怒られ過ぎなとこあるけど」

「今日だってAちゃんにフォローしてもらっちゃってたからねーあはは。」


そう。薄々思ってはいたが勤務内容の説明を受けてるうちに気づいた……この人めっちゃドジだと。


吉野先生に挨拶に行った時の時


「はじめまして。道具管理主任の吉野作造です。」

「今日から住み込みで働くことになりました。AAです。よろしくお願いします！」

「よろしく」

「吉野先生ー！お茶持ってきました…あ！(つまづいてお茶をぶちまけ)」

「きゃっ！」

「小松田くん……(怒)」

「ああ！すみません！」


書類運びの時


「で、このまとめた書類を今度は別室へ運んで……よいしょっと」

「よいしょ」

「こっちです。」

「は、はい。(なんかめっちゃフラフラしてて危ないな……。)」

「あ……うわぁ！(転んで書類全落とし)」

「わ、大丈夫ですか！？」


貼り紙作成時


「ちょっ、待ってください！」

「？」

「こ、ここ間違ってないですか？」

「あ、ホントだ！」

「待って、「感」が抜けてます！」

回想終了

(なんてことばっかだったもんなぁ)

「本当に今日はありがとね！」

「い、いえ！こちらこそ(まぁ、でもすっごいいい人なんだよな。なんとなく可愛いし)」

「じゃあ、また明日ね。」

「は、はい！ありがとうございました。」

小松田さんに頭を下げ解散する

「お疲れ様初日の仕事はどうだった？」

「きゃぁ！」

「びっくりした。おどかすな。」

「いやこっちの台詞ですよ。急に後ろに立たないでください。」

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