3話 ページ4
この話を読む前に作者から一言！
ATTENTION！！
この話からラント君の口調がかなり迷子です！
それでもいい方だけ見て下さい！
...聞いたことのある声だ。
顔を上げると...やはり霧隠君がいた。
A「ふぇぇっ！すみません！」
...ふぇぇとは何だふぇぇとは。
自分で言っておきながら自分でツッコミを入れる。
ラント「まぁ、ちょうど良かったと言ったところか。」
A「ふぇ？」
さっきのなごりだろうか。ふぇ、と言ってしまった。
我ながら気持ち悪いと思う。
ラント「昨日、シャーペンを探していたと言っていただろう。これは君のではないか？」
と言って霧隠君が私に差し出してきたのは、昨日落とした、私のシャーペンだった。
A「あっ、私のです！！ありがとうございます！！」
私は笑顔で受け取った。
A「それにしても、なんで...」
ラント「昨日君と別れたあと、生徒会室に戻ろうとしてたらそれが落ちていた。君のではないかと思っただけだ。」
A「ありがとうございます！霧隠君って、優しいんですね！」
...はっ。またやってしまった。思ったことそのまま口走るやつ。今の言い方だと、今まで霧隠君優しくないと思ってたみたいに聞こえちゃうじゃん...
ラント「...そうか。」
なんとなく微妙な雰囲気になってしまった。
A「じゃ、じゃあ私、学食行ってくるので！ありがとうございました！」
なんとかこの雰囲気から抜け出そうと、私はそう言って廊下を歩いて行った。
ラント「...優しい、か。」
そんな霧隠君の呟きには1mmたりとも気づかずに。
ラントside
秋。
FSTが終わり、私はいつも通り校内の見回りをしていた。
私とした事が、誰もいないと思っていたので注意力が散漫だった。
A「きゃっ。」
誰かにぶつかってしまった。
彼女はおそるおそる、というような感じで顔を上げた。
と思っていれば、私の顔を見て慌てた様子で謝り出した。
A「すすすすすスミマセンッ！！！」
人間はここまで表情が変わるのか。と感心させられるほどに表情がコロコロ変わっていく。
...少し面白いと思った私は異常だろうか？
ラント「何をしている。最終下校時刻は過ぎている。」
面白いと思った気持ちを払拭しようと、業務的な質問をしようと考えて一番最初に思いついたことを聞いた。
この時間帯まで校内に残っている生徒はかなり少ない。
私が生徒会に入ってから、FST後の見回りで人に会ったことがなかったほどだ。
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咲代(プロフ) - 蘭さん» ありがとうございます！！！！更新待ってくれてたんですか！？感謝でしかないです...！！これからもよろしくお願いします！！ (2020年12月4日 17時) (
レス) id: e37cac3f41 (このIDを非表示/違反報告)
蘭 - 更新待ってました！テストお疲れ様です(*^^*)またお話めっちゃ楽しみにしています！！ (2020年12月4日 13時) (レス) id: abaf78baee (このIDを非表示/違反報告)
咲代(プロフ) - 蘭さん» よかったです〜！！ありがとうございます！更新頑張りまっす！！ (2020年11月13日 6時) (レス) id: e37cac3f41 (このIDを非表示/違反報告)
蘭 - 凄く面白いです！ラントくん好きなので、とてもありがたいです！！これからも更新待ってます！！ (2020年11月13日 2時) (レス) id: abaf78baee (このIDを非表示/違反報告)
咲代(プロフ) - 花音さん» 初めまして〜！！ありがとうございます！！嬉しいです！！！！！応援よろしくお願いします！ (2020年11月11日 6時) (レス) id: e37cac3f41 (このIDを非表示/違反報告)
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