力に、、 ページ45
藤井side
水「お母さん、2週間後に手術になってん、、」
Aからこの電話をもらって1週間が経とうとしている。
この1週間のAは全然仕事に集中出来てへんくて、マネージャーからも淳太からも注意受けてばっかり。
事情を知ってるのは俺だけやから隙を見て声をかけてはいるけど、やっぱ不安と心配で仕事が入ってこんへんみたい。
今日は夕方から今度歌番組で歌う振りとかの確認で
楽屋で待機中。
「A、今日はダンスもあるからちょっと集中力あげてや？無理な時は頼ってええからな？」
水「うん、ごめんな。頑張るから」
みんなには聞こえへんように小声で伝えたんやけど、しげにめっちゃ見られとる。
重「流星。自分、なんか、Aのことで知っとるんやない？ 最近ずっとこそこそしとるやん。」
「別に。なんも隠してへんけど。」
メンバーももちろん最近のAの仕事を見たら何かあったと思ってるけど、大丈夫と言われるそれ以上は聞かんようにしとる。
けど、しげは別や。俺やってしげには伝えた方がいいと思った。
でもこれはAの家族のことや。俺に権限はない。
重「別に言わへんならええけどさ。
自分らのせいで周りが迷惑してる事は自覚せえよ。」
「！！、、っそんな言い方！」
水「ごめん。
ちゃんと、集中するから。迷惑かけてごめん。」
しげは怒って先に出てってしまった。
�陝峙い砲擦鵑任┐┐茵Ｃ�にだって言いたくないことはあるんやから。
その代わり！仕事はちゃんとやらなアカンで！」
�陲舛磴鵑�優しくAに言った。
淳太や照史たちも優しくAの頭を撫でてからレッスンの部屋へ向かっていった。
水「流星、ごめんな。巻き込んでもうて。
しげ、怒らせてもうたな、、。」
「いや、俺は別に、、」
力になりたいとか言っておきながら結局何も出来へん自分に腹が立つ。
それに、、、
(重「自分らのせいで周りが迷惑してる事は自覚せえよ。」)
しげのさっきの言葉にムカついた。
Aはいろんなこと背負ってるのにそんな言い方ないやんか！！そう思った。
けど言われてムカつくのは自分でもダメを事と分かっているから。
水「よし！流星いこ？？
ちゃんと頑張らなな！！」
Aの後ろ姿を見ながら思った。
今日のレッスンが終わったらみんなに伝えよう。
言わんことで迷惑かけてるんなら意味が無い。
でも終わったらじゃ遅かったな、、
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 240人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：らら | 作成日時：2019年8月26日 21時
