本音の返事 ページ41
重岡side
朝からメンバーと雑誌の撮影。
先に撮影を終わらせて、休憩を挟んでインタビューなんやけど、Aどこいった??
今日はカットがかかる度に座り込んだりしてたから
体調悪いんやと思う。
「なぁ、Aは??」
桐「時間には戻るからってスタジオの外言ったらしいで、、」
相変わらず1人でどうにかしようとするな、、
あのAが隠しきれへんくらい体調悪いのは
まじで心配。
藤「探しいこかー。倒れてもらってたら困るしな」
「、、ほんまやで」
流星とスタジオを出てAを探すと意外と早く見つかって、休憩室の机に伏せているA。
「 トントン、、A?」
いや、まって。めっちゃ熱いやん。無理しすぎやろ
水「、、、!?もう時間??」
藤「いや、そうやないけど。A体調悪いんやろ?熱もありそうやない?」
流星がそう聞くと意外な答えが帰ってきた。
水「このあとの予定、後日ずらせるかな、、
午前中まで頑張ろう思ったんやけど、、」
「大丈夫」、以外の答え。
「大丈夫や。スタッフさんに話してくるから。
Aは帰る準備しよき?」
藤「俺行ってくるわ。淳太とかにも伝えてくる。」
水「ごめん。、、ありがとう。」
流星が部屋を出てってから全く動く感じがせえへんA。
「おーい、大丈夫か?楽屋戻ろう?」
水「、、きつい。動けそうになったら動くから。」
だいぶ酷いんかな。こんなAは初めてかも。
俺はAの前にしゃがみこむ。
「ほら、背中乗り?連れてったるから、」
水「、、、うん。」
そう言うと素直に乗ってきた。
たぶんホンマにアカンのや。早く帰ろうと思って立ち上がるとその軽さに驚かされる。
「ちょ。お前まじで軽すぎ。食べてへんやろ。
そらそーなるわ、、」
聞くとずっと体調が悪いというか変やったらしいし
朝やって嘔吐しかけたって言うし。
全然大丈夫やなかったんやん。
「ごめんな、気づいてやれへんくて。」
水「なんでしげが謝るんよ。
自分の体調管理のせいやし。隠したのだってうちの判断や。なのにこうやって迷惑かけて、ごめん。」
「もうええから。はよ良くなってや。」
背中に感じる熱い熱に焦りを感じながら
楽屋へと足を早めた。
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作者名:らら | 作成日時:2019年8月26日 21時