ありがとう ページ13
水野side
「今日は本当にありがとうございました！
こんなしんみりWEST、らしくないですね、笑」
みんなの挨拶は本当に感動して、やっぱりみんなが大好きだ〜なんて思っていたら
私の前の流星が挨拶で涙した。流星の涙は初めて見た。
「さっき流星も言ったけど、こんな機会でしか話せないから〜私の話も聞いてくれると嬉しいです。」
本当は冗談も混ぜながら、笑顔で挨拶しようって思ってたのに、ここでウケ狙ったら完全な場違いじゃん。全部流星のせいだ。
でも、今日くらい、素直になろうかな。
「私がここにいることって、本当に奇跡やと思っています。オーディションに受かったことも、ジュニアを続けることが出来たことも、この7人と出会えてデビュー出来たことも、素敵なスタッフさんと出会えたこと、そして私がいる8人のジャニーズWESTを認めて応援して下さっているファンの皆さんに出会えたこと。全部全部奇跡です。
私がいることで、いい注目も悪い注目もされて、
ファンのみんなには悔しい思いもさせてしまって、ホンマに申し訳ないです。
でも何言われてもジャニーズWESTは8人だ！って
言ってくれてるみんなに、支えられてます。ホンマにありがとう。」
頭を下げて、メンバーの顔をちらっとみた。
「そして、メンバー。
うちはみんなには笑ってて欲しいとずっと思ってます。だから、デビューは7人でして欲しかった。
みんなの夢を帰るのに私は必要ないと思ったから。
でも、みんなは手を離してくれなかった。
もしかしたら、やっと掴んだデビューがなくなるかもしれへんかったのに、、、
8人やないと意味ないやろ。って言ってくれて
やっぱり嬉しかった。
手、離さんでくれてありがとう。」
あー、なんかにやける。
ふざけてへんよ？？
抑えきれへんくらい幸せなんや。
「まぁ、とは言ってもジャニーズWESTまだまだ
始まったばかりです。
みんなにもらってばっかりで何も返せてへんから、これからたくさん返していくし、8人でみんなの手離す気ないから！！
だからこれからもついてきてください。
本当にありがとうございました。」
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作者名：らら | 作成日時：2019年8月26日 21時
