第六幕 いつの間にやら兄様方が金属器使いになっていますね ページ7
いつの間にやら紅炎兄様が3つ、紅明兄様が1つ金属器を手に入れていた。
「本日はご機嫌麗しゅう」
洒落た挨拶だと思われた方も多いだろう。残念、皮肉だ。
「洒落た挨拶はいい、お前に命(めい)がある。紅玉の嫁ぐバルバッドに一足先に向かえ。恐らく反乱がおこるだろう」
「紅炎兄様はわかってて言ってますよね。国民総(自主規制)化なんて、反乱が起こらない方が可笑しいでしょう。もう家の航空魔導師が潜伏中です」
「仕事が早いな」
「あと、一つ。私の戦闘機に手を出そうとしましたね?」
「それが?」
「別に構いませんが、生半可な覚悟で手を出すと爆死しますよ」
「……身にしみて分かっている。別に俺がアレを使うわけではないから気にしないことにした」
「なら、構いません。失礼いたします」
退室した先に白瑛殿を見かけた。
眷属の数が随一の金属器使い。金属器使いは本当に増えたものだ。
「白瑛殿、鍛錬は進んでおりますか?」
「……Aですか。ええ順調です。其方は?」
「順調ですよ、空において金属器使いに優位を確保できる位には家の部下は強靭ですから」
「随分な自信ですね」
「話しかけておいてなんですが、此れから諸用があるのでお暇させていただきます」
「ええ、よい1日を」
白瑛殿の言葉を背に九八式を起動させ、高度15000へ飛び立った。
九五式は、ジンが宿ってしまったので手放せずにいる。
「にしても、軍服はいいものだ。特注で作らせた甲斐がある」
この世界では無駄にひらひらした服装だらけだったので、デザイン画を描いて、特注で作らせたのだ。
和服飛ぶのは動きにくくて大変だったから有難い限りだ。
「かえが少ないから大事にしないと……な」
軍靴もよい出来だし、技術者とは偉大なものだな。
第七幕 紅玉が嫁に出されるらしいです→←第五幕 これなんのチート?
64人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かしわてぃ。(プロフ) - あっそうですか。では読みませんしお気に入り登録もしません。あと、このコメントには返事は結構です。 (2017年4月9日 22時) (レス) id: e8a76eb73d (このIDを非表示/違反報告)
諏訪(プロフ) - かしわてぃ。さん» アドバイスなら申し訳ありませんが今回は見送らせて下さい。変な所で切るのは私が気にくわないので。読みにくいなら読まなくて結構ですから、それは譲れません。 (2017年4月9日 22時) (レス) id: 212d41517c (このIDを非表示/違反報告)
かしわてぃ。(プロフ) - 次のページに書けばいいと思います。その時に文字数の関係上変な所で切って申し訳ありませんと書いたらどうでしょうか?悪魔でもこれはアドバイスです。 (2017年4月9日 15時) (レス) id: e8a76eb73d (このIDを非表示/違反報告)
諏訪(プロフ) - かしわてぃ。さん» 文字数の関係上難しいです。 (2017年4月9日 11時) (レス) id: 212d41517c (このIDを非表示/違反報告)
かしわてぃ。(プロフ) - もうちょっと隙間開けて打ち込んでください。何か見づらいので…終わった後にすいません。 (2017年4月9日 9時) (レス) id: e8a76eb73d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:羽白 | 作成日時:2016年12月27日 22時