QKの秘書ちゃん。

もうすぐ500問耐久はじまるよ。 ページ33

wtnb「あーやだ」

『去年より緊張してるね』

wtnb「まじで今年はきつい」

ymmt「こうちゃんテンション低(笑)」

『そんなこうちゃんにはこれをあげましょう』

wtnb「えっ何なに」

『頭使うからね、糖分補給のチョコレート』

wtnb「えーAさんありがとう！え、俺だけ…？」

ymmt「僕も貰ったよ(被せ気味で)」

wtnb「まあそうだよね…」

『二人とも頑張ってね』

-

『こうちゃんとは打って変わって…』

ini「なんですか？」

『いや、落ち着いてるなーと』

ini「今更慌ててもいい事ないですから」

『でもほらテスト直前に見たところが出たりするし？』

ini「じゃあAさんが教えて下さい、出そうなこと」

『ええ…』

頭をひねっても何も浮かばず…。

『…次からはストックしておくね』

ini「期待してます(笑)でも、Aさんが考え事してる顔も好きなんで、俺の前ではそのままでいいですよ」

-

『最近の乾くん、ぐいぐいくる、』

mon「Aさーん」

『はーい？』

mon「チョコありがとうございます、言ちゃんから受け取りました」

『いえいえ、頑張ってね』

gon「出るからには優勝しないとね」

『東兄弟は手強そうやねえ』

mon「優勝したらなにかほしいなー」

gon「たしかに。Aさんからご褒美ほしいです」

『一応聞くけど、なにがほしいの？』

gon「時間をください」

『時間？』

mon「言ちゃんいい案。Aさんの時間、ちょっと分けてください。お出かけしましょ」

-

『お疲れ様です』

izw「お疲れ様でーす」

『伊沢さんにもこれどうぞ』

izw「おーあざっす！」

『…えっと手を離してもらえますか』

izw「なーんか最近、社員がうわついてるんよ」

『それは直々に社長から指導しないとじゃん』

izw「そう、だから直接指導中」

『…え、私？』

izw「Aのいい所で直して欲しい所は優し過ぎる所なんですよ」

『これはどっちでしょう、褒められてると思っていいの？』

izw「褒めてる、褒めてる。まあ、社員の自立のためにも甘やかし過ぎないでくださいよ」

『皆頑張ってるし、私にできることはやってあげたいんだけど』

izw「…だめっつったら俺が悪い奴じゃん」

『ふふ、でもはい、程々にします』

izw「あ、俺も優勝目指すから、その暁にはご褒美お願いします。社長特権で」

『なにそれ…っわ、』

握られた手が引かれ、耳元に伊沢さんの顔が寄る。

izw「よろしく、俺の秘書さん」

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