Folge 59 ＊ ページ9
『えっと、あ、どうぞ...』
ここで追い返すのもなんか悪いので、招き入れる。
鬱『Trick or TreatやでAくん。お菓子ちょーだいな。』
入ってきた鬱さんは、頭に二本の触角...？を着けてやってきた。
『...その仮装は？』
鬱『これなー、一応エイリアンやねんけど、分かりづらいよなー。』
『エイリアン...何故...』
鬱『まー、とにかくお菓子が欲しいピポッ！』
『ピポ...？...ないです、お菓子。』
そう言った瞬間、鬱さんはニヤリと笑った。
鬱『へぇー...そやったら、悪戯せんとな...？』
鬱さんが目の前まできて、僕に手を伸ばす。
『何、を...っ！？』
何をするのかと思えば、鬱さんは僕の耳を触ってきた。
『っちょ、やっ、っん、ぅ...！』
擽ったくて変な声が出てしまう。
鬱『っそんな声出しとったら、僕我慢出来へんで...？』
『なに、がです...っひゃ！』
鬱さんの右手が僕の左耳を弄ぶ。
鬱『っは...かわええ...』
鬱さんが耳元でそう囁いた。
『可愛く、ない、ですっ...！』
鬱『そーいうとこが可愛ええんやで。』
もう限界で、突き飛ばそうかと思ったら、扉から誰かが入ってきた。
しん『...何面白そうなことしてるん？』
入ってきたのは、偽物の羽を背中に着けたペ神さんだった。
『っあ、ペ神さ...助け、っあ！ひっ...んん...』
鬱『お、ペ神やん。混ざる？』
しん『あたりまえだよなぁ？』
鬱『んじゃ、こっち。』
鬱さんは僕の耳を触るのをやめて、僕をベッドまで運んだ。
『なに、するんですか...？』
鬱『何って、そりゃあ...』
しん『ナニ、だよねぇ...』
二人が、怪しく微笑んだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 511人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
琥珀豹(プロフ) - ｰ白詰草ｰさん» 白詰草さん、コメントありがとうございます！更新を楽しみにして頂き嬉しい限りです！頑張ります！！ (2019年6月5日 21時) (
レス) id: d53f981ffe (このIDを非表示/違反報告)
ｰ白詰草ｰ(プロフ) - すごいです！更新楽しみに待ってます､頑張ってください！ (2019年6月5日 17時) (レス) id: c9ac6b99b2 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀豹(プロフ) - レイザックさん» レイザックさん、コメントありがとうございます！これからも頑張ります！作者の気力が尽きるので何年も待つ必要はないです(飽き性) (2019年4月5日 19時) (レス) id: d53f981ffe (このIDを非表示/違反報告)
レイザック - すごい、あの楽しみにしてます！（語彙力）これからも頑張って下さい！更新、もう何年でも待ちます！ww (2019年4月5日 19時) (レス) id: 964a0d223a (このIDを非表示/違反報告)
暁月楓 - ゆっくり待ってますね〜！ (2019年3月22日 22時) (レス) id: 1cdd0676ea (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：琥珀豹 | 作者ホームページ：
作成日時：2018年10月21日 1時
