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Folge 73 ページ23

総統室から飛び出し、ロボロさんにインカムを繋げながら飛ぶ。


『ロボロさん、敵の位置は?』

ロボ『えーとな...東側廊下の突き当たり。あ、資料室がある方やで?』

『了解。』


インカムの電源を切り、東側廊下へ急ぐ。

そして、資料室の前に行くと資料室から気配が。


僕は気配を抑えつつ、剣を作り出しそっと資料室へ入る。

入った瞬間、ナイフが飛んできたので避ける。


『見つけた。大人しく捕まってね。』


敵に近づき、剣を振るう。

しかし、ナイフで受け止められた。


すかさず回し蹴りをするが、脚を掴まれ防がれてしまった。

そのまま投げられ、僕は床に叩きつけられた。



すると男は、ガスマスクを取り出して時分に着けたかと思えば、この部屋に毒ガスらしき煙を振り撒いた。


『っ!?』


僕は咄嗟に腕で口を覆うが、体に毒が充満していくのが自分でも分かった。


『はぁ...はぁっ...』


呼吸が荒くなる。

手足の先が痺れ、目眩がする。

でも、目の前の奴を捕えなきゃ。


重い体を無理矢理動かし、相手を火で囲む。

流石に驚いたのか、敵は反応できなくなった。



今だ。

僕が思い切り腹パンすると、空気を吐いてその場に蹲り、気絶した。


『げほ、はぁ...はぁ...くっそ...』


敵は倒したものの、重い体は重さを増していく。


魔法で治そうにも、恐らく奴がいた国で作られた毒。

毒の成分も分からない、解毒剤も分からない。


どうしようも出来ない。


ゾム『A!?どうしたんや、大丈夫か!?』

『......ゾム、さ...』


限界になり、駆けつけたゾムさんに倒れ込む。

ゾムさんは、僕を優しく受け止めてくれた。


ゾム『え、A...!?どうしたんや!?』

『.......ど、くが...』

ゾム『毒?...取り敢えず、ペ神のとこ行かな...!!』


ゾムさんは僕を抱え、物凄い速さで走り始めた。

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琥珀豹(プロフ) - ー白詰草ーさん» 白詰草さん、コメントありがとうございます!更新を楽しみにして頂き嬉しい限りです!頑張ります!! (2019年6月5日 21時) (レス) id: d53f981ffe (このIDを非表示/違反報告)
ー白詰草ー(プロフ) - すごいです!更新楽しみに待ってます、頑張ってください! (2019年6月5日 17時) (レス) id: c9ac6b99b2 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀豹(プロフ) - レイザックさん» レイザックさん、コメントありがとうございます!これからも頑張ります!作者の気力が尽きるので何年も待つ必要はないです(飽き性) (2019年4月5日 19時) (レス) id: d53f981ffe (このIDを非表示/違反報告)
レイザック - すごい、あの楽しみにしてます!(語彙力)これからも頑張って下さい!更新、もう何年でも待ちます!ww (2019年4月5日 19時) (レス) id: 964a0d223a (このIDを非表示/違反報告)
暁月楓 - ゆっくり待ってますね〜! (2019年3月22日 22時) (レス) id: 1cdd0676ea (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:琥珀豹 | 作者ホームページ:   
作成日時:2018年10月21日 1時

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