Folge 69 ページ19
全員を解放すると、直ぐにトントンが駆け寄ってきた。
トン『A、大丈夫か！？怪我は！？』
『大丈夫だよ。トントンこそ大丈夫？』
トン『俺も大丈夫や...って、それよりも！お前どこ行っててん？心配したんやで？』
『あはは...ちょっとトラブルに巻き込まれましたというか...連れていかれたというか...』
そう言うと、トントンの後ろから申し訳なさそうな顔をした鬱さんが来た。
鬱『ごめんなぁ、Aくん。俺が見ておらんかったから...』
『いえ、連れてかれた僕にも責任はあります。だから気にしないでください！』
オス『ホント、Aが優しくてよかったなぁ大先生？』
鬱『いやちゃいますやんってこれは...あの、反省してるんでその外交モード解いてください怖いです...』
オスマンさんをチラリと見ると、いつも細められている目は少し開き、深緑の瞳が覗いていた。
いや怖いな。
グル『とにかく、怪我が無くてよかったゾ。それとゾム、お手柄だな。』
ゾム『んふふふwいやぁ慣れない服着とるから動きにくくてな...いつもより時間かかってん。いつバレるかヒヤヒヤしとったら全くバレんくてw』
グル『お前バレても楽しむだろ。』
ゾム『あ、バレた？』
我々国の幹部達で楽しく(？)話しているとブライダ殿がこちらへ来た。
ブラ『皆様、ご無事ですかな...？
この度は、我が国の警備が疎かになってしまい、このような事態を招いてしまいました...
深く、謝罪させていただきます...』
ブライダ殿が、深々と頭を下げた。
グル『いえ、大丈夫ですよ。だろう？お前達。』
グルッペンさんがこちらを向き、ニヤリと笑った。
その仕草を見て、頷くしかなかった。
『...というか、まずこの人たちが来てしまったのは僕のせいなんです。僕こそ謝らなければなりません。申し訳ございません...』
僕もブライダ殿に頭を下げる。
『ここにいる皆様も、御迷惑をお掛けして申し訳ございませんでした！』
ここにいる、多くの人達にも頭を下げる。
迷惑をかけてしまったのはブライダ殿とカランコエ殿だけではない、このパーティに参加した国家の人達にも迷惑をかけたのだ。
ブライダ殿だけに謝る、というのはダメだ。
僕が謝罪をしていると、不意に肩を叩かれた。
頭を上げ、振り向くとそこにはカランコエ殿がニコニコと微笑んで立っていた。
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琥珀豹(プロフ) - ｰ白詰草ｰさん» 白詰草さん、コメントありがとうございます！更新を楽しみにして頂き嬉しい限りです！頑張ります！！ (2019年6月5日 21時) (
レス) id: d53f981ffe (このIDを非表示/違反報告)
ｰ白詰草ｰ(プロフ) - すごいです！更新楽しみに待ってます､頑張ってください！ (2019年6月5日 17時) (レス) id: c9ac6b99b2 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀豹(プロフ) - レイザックさん» レイザックさん、コメントありがとうございます！これからも頑張ります！作者の気力が尽きるので何年も待つ必要はないです(飽き性) (2019年4月5日 19時) (レス) id: d53f981ffe (このIDを非表示/違反報告)
レイザック - すごい、あの楽しみにしてます！（語彙力）これからも頑張って下さい！更新、もう何年でも待ちます！ww (2019年4月5日 19時) (レス) id: 964a0d223a (このIDを非表示/違反報告)
暁月楓 - ゆっくり待ってますね〜！ (2019年3月22日 22時) (レス) id: 1cdd0676ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琥珀豹 | 作者ホームページ：
作成日時：2018年10月21日 1時
