【男主】地に落ちた天使。Part2【wrwrd!】

Folge 64 ページ14

姫『皆様、本日は私の誕生日パーティに参加して頂き、心より嬉しく存じております。今宵は、心よりお楽しみください！！』


お姫様のその一言でパーティが始まった。

そして、パーティが始まって直ぐに、向こうの国の王様とお姫様が近づいてきた。


王様『今回も遥々隣国から来て下さり、ありがとうございます！』


王様はとても優しそうな人で、目を細めてグルッペンさんにそう言った。


グル『いえ、こちらこそお招きして頂きありがとうございます。』


グルッペンさんも、爽やかな笑顔で対応する。


...甘い物の食べたさで脱走する人とは思えないなぁ...(((


王様『今宵も存分にお楽しみください...そして、こちらが新しい幹部様ですかな？』

グル『はい、A、挨拶を。』

『お初にお目にかかります。この度、幹部となりましたAと申します。以後、お見知り置きを。』


王様の前に立ち、お辞儀をする。


ブラ『ほう...素晴らしい幹部殿になりそうですな。私はこの国の王、ブライダ・ルベールと申します。そして、こちらは私の娘の...』

カラ『カランコエ・ルベールと申します。』


お姫様は、淑やかに、綺麗にお辞儀をした。

僕も、それに合わせてお辞儀をする。


カラ『よろしくね、Aくん。』

『よろしくお願いします。』


カランコエ殿は、にこりと美しく笑顔を作る。

見たところ、年齢は13、14と言った辺り...いや、女性の年齢を予想するのは失礼に当たるな。やめておこう。


ブラ『こらカランコエ、お客様の前だぞ。敬語を使いなさい。』

カラ『ごめんなさいお父様...』

ブラ『すみません、とんだ御無礼を...』


ブライダ陛下は僕に向かって頭を下げる。


『っいえいえ、大丈夫ですよ！お顔をお上げくださいブライダ陛下...！！』

ブラ『お気に障られなかったのなら良かったです...楽しんでくださいね。』

『はい、心から楽しませて頂きます。』


隣国がどんな国かは知らなかったが、国王からしてとてもいい国だということが伝わってくる。

そして、パーティの参加人数からして顔は広いんだろう。


...その中にアイツらがいる、という事だけは不安だけど。


まぁ、警戒しながらも、ブライダ陛下が仰ったように、楽しまさせてもらおう。




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やっとテスト終わった...更新できる...

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