26-鳥束とお泊まり6 ページ28
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「オレたち、もう付き合ってるんだし……名前で呼んでくれてもいいと思うんですよね」
そう言って、鳥束が屈んで顔を近づけてくる。
…本当に、でかい。
こいつはなんでこんなに成長してんだ。
180近くあるんじゃないのか。
そんな鳥束に少しときめいてしまっている自分がいて、悔しさに眉を寄せながらも、顔を思いっきり逸らした。
「!……それ、わざとっスか?」
何が…、そう言いかけた時、鳥束が耳許に思いっきり近づいて、口を開く。
「……ねぇ、A」
「…っ!!!」
吐息がかかる。
甘い声が脳内に流れ込み、頭が沸騰しそうになる。
「……っもう、ほんと、離して…!!」
私は精一杯の抵抗をするが、腕はびくとも動かない。
こんなに細くても、鳥束は男なのだと、実感させられた。
「…だから、名前を呼んでくれれば、離してあげるっスよ」
「…………、た…………」
「……え?」
「………れい、た…」
「!!」
ぱっと手が離される。
こんなにあっさり離してくれるなら、もっと早く言えばよかった。
そう思っていた矢先……
「っうわぁ!?」
鳥束に抱き上げられた。
いわゆるお姫様抱っこの状態だ。
「ちょっと、何…」
「いやぁ……てっきり昔みたいに、普通に零太くん、って呼ばれるものかと…」
「はぁ?」
それよりこの状況を説明してくれ。
「呼び捨ては………かなり、クるっスね」
「わっ!!」
私はそのままベッドに降ろされ、間髪入れずに鳥束が覆いかぶさってきた。
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鳥 - 鳥束の可愛さと気持ち悪さがうまく表現されてて最高っす!(褒めてます!)ホントありがとうごΨます! (8月15日 9時) (レス) @page3 id: 5d30facf6c (このIDを非表示/違反報告)
ココアちゃんだよん - 面白すぎて2回も読んじゃいました! (2022年8月21日 20時) (レス) @page33 id: d0534e1594 (このIDを非表示/違反報告)
勇者(クッキーアンドクリーム) - 鳥束君と海藤君推しですー♪ふー、逆に鳥束君に胸揉まれたい (2020年11月1日 12時) (レス) id: 89c1acd712 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - ちょこみんと。さん» ありがとうございます!好きだって言って貰えるのすごく嬉しいです!鳥束いいですよね!! (2020年5月13日 12時) (レス) id: 2e745625de (このIDを非表示/違反報告)
ちょこみんと。 - 鳥束推しです この話めっちゃ好きです!鳥束との恋愛やばい…読み返してます (2020年5月12日 23時) (レス) id: 98235ac0bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レナ | 作成日時:2020年1月21日 13時