幼馴染は霊能力者

23-鳥束とお泊まり3 ページ25

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脱衣所で嫌な予感がしたので周りを見回すと、いくつかカメラらしきものを見つけたので全て壊しておいた。

お前の考えてることなんてお見通しなんだよ。


そのあとは広いお風呂をゆっくりと堪能し、満足してから脱衣所に戻った。



「………あれ？」


パンツがない。

正確には、履いてきたパンツがない。

確かにここに置いたはずなのに…。

上がってから着ようと思っていた新しい方はあるのだが、今日着ていたものがない。


まさか…………


いやそんなまさか。
さすがにそこまではしないだろう。

それに、盗むのなら新しい方も盗んでいくはずだ。
…それだと私がとても困るのだけれど。

お風呂に入っている時にもし覗かれたらあの世に送ってやろうと思って注意もしていたし、物音もしなかった。

じゃあやっぱり、なくしたのか…？


考えてもわからなかったので、とりあえず用意された服に着替えた。

……というかこれ、サイズ合ってなくないか？ブカブカなんだが……

いくら私が成長しているとはいえ、こんな、男性サイズもあるような大きなものを用意するなんて。

それとも太ってると思われてる……！？

だとしたらそれは相当ショックだ。
着られないと困るから、ということで男性サイズを用意したのだろうか。

うぅ……最近食べ過ぎてたかな？
でも体重はそんなに変わっていないはずだし……

………というか、この作務衣、ほんのり………

……うーん、いや、思い違いだろう。
私は頭に浮かんだ考えを振り払った。




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