Just do it！【ヒロアカ】 (ページ30)

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今日はクリスマス【波動】ページ30

新作作成に忙しくて、中々更新できずにいました
本っ当にごめんなさい……
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A視点

「Aちゃん、メリークリスマス！！！！」

朝起きてすぐ、顔を洗うためドアを開けたら
ねじれちゃんが飛びついて来た。

手に握られたプレゼントらしきものを潰さないよう、
いつもよりも優しい抱きしめ方。

満面の笑みに、少しはねた前髪。

うん可愛い。でもね今5時なんだ。

『おはようねじれちゃん……何時に起きたの？』

「ついさっき〜！私ね、Aが今起きるの知ってたから、待機してたんだよ！」

そう言って子供らしく喜ぶ彼女に笑みが溢れる。
言えないな、ねじれちゃんが待っててくれたのに気づいてたなんて。

『そうなの？嬉しいな、朝早くからねじれちゃんと話せるなんて』

「一番最初に渡したかったの！ねぇねぇ、嬉しい？」

『………そんなの嬉しいに決まってるじゃん！！！』

そう言ってねじれちゃんを抱きしめ返す。

私の行動にねじれちゃんは満足そうに笑った。

「Aちゃんどれ選んだら喜んでくれるのかなって
私ね、すっごく沢山考えたの」

だからこれ。
そう言って手に握られさせたのは

＿＿＿私の大好きなヒーローのマスコット。

『〜〜ねじれちゃん！！大好き！！』

「私も、大好きだよ〜」

Aちゃんとはちょっと意味が違うかもね。

そんな心の呟きに私は気づけずにいた。

今が幸せすぎる。
幸せで狭まった視界に映るのは、ねじれちゃんだけだった。

＊＊＊

『私も用意したの。
　百合の花のついたぬいぐるみなんだけど……』

「え、買ってきてくれたの！？」

買ってくるに決まっているじゃない。
貴方は大切な“友人”だから。

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幸せなすれ違い