【ユーリ on ICE】銀盤の女王【ユーリ･プリセツキー】

episode4 ページ4

Aside



「あれ…ヴィクトルと勇利君以外の人がいる…」



A「…優姉…？」



優子「何で私の名前…それにその呼び方…」



やっぱり…予想通り綺麗になってる…



[ｷﾞｭｯ]



A「会いたかった…優姉」



優子「Aちゃん!!綺麗になったからわかんなかった!!」



A「優姉こそ…綺麗」



私が勝生家に育てられ、スケートを始めた頃から優姉は私を妹の様に接してくれた



優子「こっちにどのくらいいるのか知らないけど、昔みたいにいつでもここ使って！
Aちゃん寝ずにここで滑ってたから使うでしょ？」



A「使う…多分寝れない事多いと思う…」



小さい時からそうだった
優姉がやってるこのアイスキャッスルも、ミナコ先生の教室も、いつも貸してもらってた
にぃよりもずっと長く



―「Aちゃんあれからずっと滑っとったと!?」



―「うん…日本にいれるの……後少しだから…」



優子「滑るのも良いけど寝なきゃダメだよ？」



A「…うん」



[ｸｼｬｸｼｬｯ]



この撫で方…懐かしい



A「豪兄…久し振り」



豪「でかくなったな！」



A「豪兄こそ…」



撫で方も優しさも笑顔も変わってない…
やっぱり落ち着く…







…私何しに来たんだっけ…←

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