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43. ページ42

「あ、いや…全然、大丈夫…。
なんか康二みたいなパワー全開な人だね」


渡「アイツ昔からあーだから笑、
もしどっかで会ったらさっきみたいに馴れ馴れしく話しかけてくるから適当にあしらって?笑」


「そんなことできないでしょ!笑
翔太の妹さんだし。かわいいし。めちゃくちゃ可愛かった。」


渡「…喜ぶわ、たぶん笑」





買い物も無事終わり、帰りの車の中。





「…私勘違いしてて。昨日の夜、花音ちゃんの名前で
夜空いてる、ってメッセージ見ちゃって…」


渡「あ、だからさっき、」


「それで、あ、ほかの女の子と過ごす予定あったか。と
思っちゃって…勝手に勘違いして、昨日スマホ取りに来たとき無視しちゃってごめん…」


渡「いや、俺も、昨日の康二からの写真で、
目黒ってやつの名前出しただけで…ちょっとモヤってさ。
んで夜の電話でも相手が目黒だって知ってそっけなくしたわ、ごめん。」


「あ、蓮とは、本当に、何もない。ただの友達。
昨日は、電話かかってきたから出ただけで…」


渡「…ん、わかった。
っし、めしにするかー。先行って家の鍵開けててー、
俺荷物持っていくわ」




あてつけのように出た昨日の蓮からの電話も
とりあえずは…誤解もしてないっぽくてよかった?のかな。


私たちが今日の夜ご飯で選んだのはたこやき。

それなら2人で作れるねってなって
具材買ったり道具買ったり。






「これもう良さげだね」


渡「おいこれ俺育ててたのに!」


「うっわこれなに入ってんの?まっっず」


渡「超キレイな丸じゃね?天才」


「さっきから私の陣地に合わないものいれすぎ」


渡「うわ、これこんなに美味しくないの?まじー」





こんな言い合いしながらの楽しすぎる

好きな人とのたこ焼きパーティーも終わりを迎えて。



後片付けのあいだ、翔太はお風呂に行ってもらって
私もすぐそのあとのお風呂。


お風呂後、お決まりのドライヤータイムも
今日は何も言わず私の後ろに座ってやってくれて。

私も何も言わずにやってもらう。笑




「ありがとー、やっぱりこのドライヤー最強だよね」


渡「俺の乾かし方がうまいからだろ」


「今日のアイスはパリパリチョコのアイスバーだっ」


渡「あ、俺もー」




さっきスーパーで買ったたくさんの種類のアイスたち。

パリパリチョコは私が好きで買ってたら
翔太が勝手に食べててハマったらしく、そこから箱買いするようになった。笑

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作者名:ゆきんこ | 作成日時:2024年1月30日 16時

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