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23. ページ22

渡辺 side



ここに来る女たちは俺らの肩書きや顔で集まって、
それが嫌でオーナーにお願いして知り合いで信用できる人だけのシェアハウスになった。


だから、女が来た時はまたか、と思ったけど
なんかいつもと違う。

俺らに分け隔てなく接して、職業にも干渉しない。
生活にも踏み込んでくるわけじゃない。



んで、料理がめちゃくちゃうまい。


気付いたら俺は、自分のスキンケアグッズを貸したり
髪の毛乾かしてあげたり。

涼太が「翔太がそこまで入れ込むのも珍しい」
と思うほど、何やってんだ俺。って思うくらい、
Aのことを気にかけていた。


そんな中今日のバーベキューで、
俺を待ってたとか、乾杯したいとか、ちゃんと俺との約束を守ってくれるとか…


テンション上がらないわけないだろ!!





ただ、問題があって。




向「俺の後輩〜もう俺の知る中で完璧な人間だ!!」


目「康二、そんなに持ち上げんなよ笑
あ、目黒蓮です。めめって呼ばれてます」


宮「康二の方が先輩なのに呼び捨てされてんの?笑」


目「康二は康二なんで。笑」




俺が帰ってきたときにさりげなくまた自己紹介してくれたみんな、俺が気になったのはこの目黒蓮。

超イケメン。スラッとして高身長。



目「お、大丈夫?」



まわりをちゃんと見てて、優しい。

なんだこの完璧人間は!?

俺にも身長分けてくれよ。…ってそんなこと言ってる場合じゃなくて。



さっきAから香ってきた香水…この人のものか。




目「A、俺ので火つけなよ」


「蓮ありがと!なんかローソクじゃつかなかった
おーっついた!きれいー!」




お互い名前呼び捨て!?

え!?康二の友達…あ、同じ大学か…!




宮「高校からの同級生、同じ学部らしいよー」


渡「は、え?」


宮「前から"蓮くん"の話ちょこっと聞いててさー
康二より仲良いかもね?」


渡「だから…なんだよ、」


宮「それだけ笑」




あの距離感、付き合ってんのか…?
あ、元カレ…?

香水の匂いがうつるほど近くにいたってことか。


…てかなんで俺こんなに気になってんだ。




渡「…康二、俺にもよこせっ」





花火で気を紛らわすことにした。

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作者名:ゆきんこ | 作成日時:2024年1月30日 16時

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