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10人以上いるとこんなに大量に買った食べ物たちも
すぐなくなるんだろうなぁ、と

目の前を歩いている男たちがみんな両手に袋を持っているのを見ながらそう思って歩いていたら

急に違う道に引っ張られた。




「わわっ、翔太、危ないよ、」


渡「ちょっとくらい遅くなってもいいだろ、」




と、あと5分ほどで始まる花火を2人で見ようとしてるんだろうなと思ってきゅんとしたのは内緒にしとこ。





「うわ、めっちゃ穴場だ」




目の前に遮るものが何もなくて、

でもまわりに人もいなくて、カップルにはちょうどいい場所だな。





渡「…涼太がここから見るといいよって」


「やっぱり舘さんか。笑」


渡「悪いか」


「ううん。2人で見ようってやってくれてるのが嬉しい
ありがとね、翔太」





ヒューーーー、バーーンッ、ドロロロ……





「あ、始まった!」


渡「おおー、やっぱり久しぶりに見てもいいもんだなー」


「ね、キレイー」





渡「なあ、A、」




しばらく2人で没頭して見てたらふと名前を呼ばれたからそっちを見ると





「ん?チュッ……翔太、」




外は誰が見てるか分からないし、誰もいなくても
外でなんか絶対にチューとかしなさそうなのに、

照れくささと嬉しさで恥ずかしくなって。




渡「やっぱ、やめた。」


「え?」


渡「…やっぱ、目黒ってやつとご飯、2人で行くのダメ」


「…え?」


渡「俺、思ってるより…結構ハマってるわ、Aに」


「…いいことじゃん」


渡「今日も、こんな肌見せてる服装であいつらの前に行ってほしくないくらい……かわいいし、」




今日は歩くと思って、楽なワンピースだけど
暑いから、とノースリーブで腕はがっつり出してて。





「…酔ってる?笑」


渡「失礼だな笑、酔ってねえよ笑」


「翔太がそんなに素直に言うなんてちょっと意外…というか、でも嬉しい」


渡「…そろそろコテージ行くか」


「今さら照れてるの?笑」


渡「うるせっ、行くぞ、こっから歩いてすぐだから」


「翔太っ、」チュッ




立ち上がろうとした翔太を捕まえて、
今度は私から仕掛けてみた。





渡「お前なあ…、マジで夜、覚悟しとけよ?」


「なっ、夜って…!」


渡「俺は花火よりそっちが楽しみだなー」


「変態!!!もう、早くコテージ行くよ!、」

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のりぞー(プロフ) - えええーーーー!!Σ(Д゚;/)/なんだか、悲しい…すごく続きが気になりますが、すでに泣きそうで…(>_<)更新、楽しみにしています。 (3月26日 20時) (レス) @page50 id: d71bdacb2a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆきんこ | 作成日時:2024年2月12日 22時

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