１０ ページ11
学校が終わり
今はハウスの自由時間
私は今日の辛さを吹き飛ばすために外に出て
夜風に当たっていた
『辛い』
そう言葉に出してみれば少しは気持ちが楽になったような気がした
今日のノーマンの言葉を思い出していたら
自然と涙が溢れてきた
あぁ、こんなにも好きなのにこと気持ちは届かない
ノーマン「A夜ご飯…」
ノーマン「どうしたの？」
『え…なんでもないよ！』
ノーマン「そんなに僕が頼りない？」
そう言ったノーマンの顔はとても悲しそうで
違うって否定したいけど言葉がでなくて
その時、
ギュ
ノーマンが私を抱きしめた
『え、』
ノーマン「僕今日好きな人がいるって言ったでしょ？」
あぁ、その話をしないでまた泣いてしまう
そんなに気持ちも知らずにノーマンは話を続ける
ノーマン「僕の好きな人って」
言わないで
ノーマン「Aのことなんだよ？」
『え、』
きつく抱きしめていたノーマンの腕が
徐々に緩くなっていく
そして私の顔を見て
ノーマン「僕はAが好きです。」
はっきりとそう言った
思いもよらない言葉
ノーマン「でもAには好きな人がいるんだよね」
ノーマン「困らせるようなこと言ってごめん」
違う
私の好きな人はノーマン
でも思うように声がでない
ノーマン「じゃあ落ち着いたら戻ってきてね」
そう言って私の体を話す
『………し…………す』
ノーマン「ん？どうしたの？」
『私も………ノーマンが好き』
今にも消えそうな声だけど
ずっと伝えたかったこの気持ち
初めて伝えられた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 198人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りお(プロフ) - ノーマンと、クリスマスのお話見たいのがあったらいいなーー (2021年5月31日 23時) (
レス) id: 3c42b7c772 (このIDを非表示/違反報告)
はる - お仕置き、何されたんでしょうね！！きゅんきゅんしました！ (2020年12月27日 15時) (レス) id: fca20e1413 (このIDを非表示/違反報告)
みるく - 初めて読ませて頂きましたが、凄くキュンキュンしました！特にお仕置きのところがめっちゃ好きです (2020年11月26日 18時) (レス) id: 4bb09ecb2f (このIDを非表示/違反報告)
ほうたい(プロフ) - エルノさん» コメントありがとうございます！お気遣いありがとうございます、更新頑張ります！ (2019年5月5日 22時) (レス) id: b3a5194eb3 (このIDを非表示/違反報告)
ほうたい(プロフ) - まろまろさん» コメントありがとうございます！続きが気になると言っていただき嬉しいです！更新頑張ります！ (2019年5月5日 22時) (レス) id: b3a5194eb3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：莱姆 x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=raimu115
作成日時：2019年2月8日 15時
