76.器用には出来ない ページ31
-YG side-
《“あの…
俺も聞いて良いですか？”》
「ん？」
何となく気になっていた事を聞いてみる。
《“昔の同僚とは言え、同じ会社にまで行って助けるのは何故ですか…？”》
「“あぁ…。
さっきも家で話したけど、あの時にちゃんと出来なかったから……かな。
Aがまたあいつと再会して同じ事が始まって、俺も偶然に再会して…
何か運命って言うのかな…勝手に助けなきゃって思っちゃってる節はあるかな…。
嫁がカウンセラーってのもあるし、あんたと一緒で放っておけない性分なんだ。”」
そう言う秀人さんでも、どうにもならない相手…
一体どうやって助けたら良いんだ？って悩んでいたけど、もうそう言う次元では無いんだよな…
「“あのさ…
ジミン、だっけ？佳織に絡まれてる人って…”」
《“はい、そうです。
……？？”》
「“……残りの期間も十分気を付けて見てた方が良いかもな。
俺が思うにジミンって子、Aの事が気になってるんだろ？
じゃなきゃ佳織は絡まないと思うから…”」
《(流石だな…勘が良い。)
“まぁ…そう、ですね…”》
「“あんたは？”」
《え？》
「“いや…いつも率先して何とかしようとしてる感じがするから、そうなのかなって思っただけだよ。
まぁ、俺的には凄く助かるけど。”」
一瞬見透かされてるって思ったけど、真剣な表情でそう言ってくれたから俺もちゃんと答えた。
《“そうですね。
異性として気になってます。”》
「“そうか。
嬉しいよ。
Aを支えてくれる人が居るだけでも有り難いけど、そう言ってくれる奴が現れてちょっと安心した。”」
話している内に美貴さんの家に着いた。
《“今日は本当にありがとうございました。”》
「“これ、俺の番号。
何かあったら、直接こっちに連絡して。”」
《“ありがとうございます。
じゃあ。”》
秀人さんと別れ、家に入る。
《ただいま… 《お帰りっ！どうだった！？》
玄関を開けるや否やヒョンがすっ飛んで来て聞く。
俺は苦笑いしながら、
《ちょっと、着替えて来るんで。》
そう言って一旦部屋へ。
すると、部屋がノックされ不安そうな顔のジミナが顔を覗かせた。
《ヒョン…お帰りなさい。
どうでしたか…？》
《今着替えるから、後でジニヒョンとそっちに行く。》
《分かりました…》
着替えた俺は、リビングにいたジニヒョンに声を掛けジミナの部屋に行く。
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姫星(プロフ) - 初めまして！お話読ませて頂きました。すごく面白くて大好きです！もしよろしければパスワードを教えて欲しいです。よろしくお願い致します。 (2021年10月9日 20時) (
レス) @page13 id: b0f4fa90f5 (このIDを非表示/違反報告)
Miyoshi(プロフ) - libicalさん» 初めまして！コメントありがとうございます！パスワードはメッセージに送らせて頂きました。ご確認下さい☆ (2021年9月24日 11時) (レス) id: 8b7a46973a (このIDを非表示/違反報告)
libical(プロフ) - 初めまして。お話読ませて頂きました。すごく面白くて、お話に引き込まれてしまいました。もし、よろしければ続きを読ませていただきたいので、パスワードを教えていただきたいです。よろしくお願いいたします。 (2021年9月24日 7時) (レス) @page5 id: 412d77e60a (このIDを非表示/違反報告)
Miyoshi(プロフ) - minhoさん» 初めまして！面白いと言って頂けてとても嬉しいです(#^.^#)メッセージをお送りしたので、ご確認下さいm(._.)m (2021年7月27日 1時) (レス) id: 8b7a46973a (このIDを非表示/違反報告)
minho(プロフ) - はじめまして、凄く面白くて一気に読ませて頂きました！よろしかったら4のパスワードを教えて頂けないでしょうか？ (2021年7月26日 22時) (レス) id: fefe1bf8de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Miyoshi | 作成日時：2021年4月9日 2時
