人の気持ちも知らないで…【ヒロアカ】 (ページ6)

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元気付けページ6

貴方side

1時間目の休み時間。
夢山さんと爆豪君と芦戸さんが来て言った。

爆豪「オイ、いい加減に謝ったらどうだ？殺すぞ」

芦戸「そうだよっ！雷火が可哀想！」

すると、百が怒ったように言った。

八百万「いい加減にして下さい！
Aさんは何もしてません！

夢山さんの自作自演と…何故気付かないのですか！貴方達の方が、よっぽど最低です！」

芦戸「はぁ!?やおももは神崎の味方をするの!?雷火、怪我してたじゃん！神崎がやったんでしょ!?」

八百万「違います！それに、夢山さんは確かに怪我はしていました。

けど、切られた瞬間は誰も見ていません！」

百…必死に弁解してくれてる……。
私の誤解をとこうとしている……

貴方『…ありがとう…百…。
誤解を解こうとしてくれて。

…私は大丈夫だからさ。行こ？』

八百万「Aさん……」

百は心配そうにこちらを見る。

私は不安や悲しみを隠すかのようにニヤニヤして、言った。

貴方『百の恋愛話も聞きたいしね～♪』

八百万「!?な、何言ってるんです！
特にそう言った感情はありませんよ！」

貴方『またまた～！素直じゃないなぁ～！』

すると、百は顔を真っ赤にして言った。

八百万「う……！も、もう！からかわないで下さいよ～！」

貴方『あっはは～！ゴメンって～♪』

麗日「相変わらず2人は仲ええな～！」

緑谷「本当だね！」

轟「八百万と神崎は幼なじみなのか？」

すると、私は頷く。

貴方『そーだぜー！中学からずっと同じクラス！腐れ縁ってヤツ？人間関係って深いな～！』

八百万「ふふ、そうですね！」

貴方『そーいえば！出久とお茶子はいつ付き合うの～？あ！もしかして出来ちゃってる系!?』

すると、2人は顔を真っ赤にして言った。

緑谷「な、なななな何言ってんの!?」

麗日「そーやに!?出来てるわけ無いやん！」

轟「？何を焦ってんだ？」

緑谷「だ、だってAちゃんが変な事言うから……！」

出久が少し焦りながら言った。
これで少し皆、元気出たかな……？

私の心配ばかりしてるから、少しは元気付けてあげないと。

貴方『イチャララブっていーですなぁ～』

私はお茶子と出久を引き寄せて言った。
2人は顔をますます赤くさせる。

麗日「えぇ…!?」

緑谷「ちょ……！」

轟「？」

八百万「ふふ！やっぱり、Aさんと居ると楽しいですね！嫌な事とか忘れてしまうくらい！」

そう百に言われた時、この上無く嬉しかった。