人の気持ちも知らないで…【ヒロアカ】 (ページ2)

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転校生ページ2

貴方side

私は雄英高校1年の神崎A。
クラスで一番仲がいいのは緑谷出久…と麗日お茶子。

お茶子と出久だ。今日、先生によれば転校生がくるらしい。女か、男か。気になるはなる。

けど、今日来る転校生のせいで大変な事になるなんて、誰一人として知ることはなかった。

教室に入ると、出久が話し掛けてきた。

緑谷「あ！Aちゃん！転校生、どんな子かな？気になるな……」

出久は少し緊張している。
私は出久を励ますように言った。

貴方『大丈夫だって！出久みたいな奴は話やすいから直ぐに仲良くなれるさ！』

緑谷「…うん、ありがとう！」

と出久は微笑む。

…私はそうやって出久に笑って貰って欲しい。出久の笑顔は人を元気にさせる力がある。

すると、相澤先生が教室に入る。
その瞬間、私達は自分の席に着いた。

相澤「今日は転校生が来る。
さぁ、入って来い」

すると、“はぁ～い"と言う、女子の高い声が聞こえた。

雷火「私は、夢山雷火でぇす！
個性は…火と雷を出せますぅ！」

……ぶりっ子か……まぁ、害が無いなら問題は無いよな。それに、ぶりっ子が皆、悪女とは限らない。

すると、夢山さんは此方を…いや、隣の轟君を見て目がハートになっている。

…ほほ～ん…そう言う事ね♪
夢山さんは轟君に惚れたんだ！

なら、応援するに限るな！

雷火「私ぃ、あの紅白頭君の隣が良いです！」

相澤「…そこには神崎がいる」

すると、夢山さんが此方に来て言った。

雷火「変わってぇ？神崎さん？」

私は夢山さんに言った。

貴方『変わってあげたいのは山々だけど、指定された席に言った方がいいと思う』

雷火「チッ、わかったわぁ」

ん？今舌打ち……聞こえたよ……な？
夢山さんがしたのか……？

轟「…アイツぶりっ子だな……」

貴方『ん？あぁ…そーだな…』

そんなこんなで放課後。
夢山さんが話し掛けてきた。

“校舎を案内して"との事だ。
私は少し間を開けて、了承した。

……スマホを持って。